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「おにぎりくらい問題ない」電車内で飲食、ゴミを置いていく若い女性と口論に。救世主が登場して迎えた意外な結末

電車は多くの人が利用する移動手段なので、それぞれがきちんとマナーを守れるかが問われています。なにげない行動が大きな問題となる場合も……。
吊り革・電車

※写真はイメージです。以下同

会社員の金澤麻美さん(仮名・32歳)は、朝の通勤時間帯の電車の中で、信じられない光景を目にしたことがあると言います。 「週の終わりが近づいてきて、仕事で疲れていたということもあり、いつもより空いている電車に乗ることにしました。その時、ありえない行動をする女性が目に留まって……」

疲れていたためいつもより一本遅い電車に乗ることに

金澤さんは最寄りが始発駅なので、その日は電車を1本遅らせてゆっくり座って会社へ行こうと思ったそうです。 「普段乗車する電車をやり過ごし、次の電車に乗るためホームに二列になって並んでいました。いざ乗り込み、目の前にある席に座ろうとしたのですが……。さっきまで隣に立っていた大学生ぐらいの女性が、ポンっとバッグを投げて先に席を取ってしまったのです」 麻美さんはあまりのことに驚いたものの、何も言わず隣の席に座ったと言います。

いきなり車内で飲食を始める女性に驚いて

「電車が動き始めると、突然彼女はバッグからおにぎりを取り出しました。一瞬のうちに、その包みを開ける音が『バリバリ』と車内に響き渡り、周りから冷たい視線が送られるも、本人はまったく気づいておらず。まさか電車の中で堂々とものを食べるなんてとびっくりしてしまって……。 彼女を見ていると、おにぎりから米粒が落ちていたので、我慢できずに『車内で飲食するのはマナー違反ですよ』と注意しました」 女性は麻美さんの顔を見るなり、不思議そうな顔をしたのだとか。すると、イヤホンを外してみせたので「聞こえていなかったのだろう」と思い、再度強い口調で釘を刺したそう。 「すぐに彼女は、面倒くさそうな顔をしました。そして『駅弁も車内で食べるのだから、ここでおにぎりぐらい食べても何の問題もないはず』と主張したのです。すかさず『新幹線や長距離移動の電車ならいいけれど、在来線ではダメでしょ』と反撃。そうすると『匂いがきついワケじゃないから、誰にも迷惑をかけていない』と言い張りました」 麻美さんは、女性の身勝手な言い分に腹が立ち、「そういう問題ではない」と叱りつけたと言います。
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若い女性が主張するありえない言い訳
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ライター。ゾッとする実録記事を中心に執筆中。カフェでのんびり過ごすことが好き。
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