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「風呂に入らない」と公言するアイドルを直撃。風呂キャンセル界隈から支持されるも「シャンプーのCMオファーは永遠に来ない」

復活するにあたってのキーマンは…

鈴木Mob.

「自分のため」のみでは復活はできなかったもしれない

――辛い状況から、どのようにして復活を遂げたのでしょうか。 鈴木Mob.:私がいま、なりふり構わず行動できるほど回復したのは、猫の「ポテ」との出会いがあったからです。今日も、彼の耳毛をパフパフ食べてからここに来ています。 生後3ヶ月のポテを育てていくなかで「この子のために」という気持ちが素直に芽生えていきました。同時に、挫折に負けてしまった理由は、自分のためにしか頑張れていなかったからだと気付いたんです。 ポテのミルクを自分で作り、何を買ってあげるか悩む日々を送っていたら、いつの間にかアイドルとしてのエンジンがかかっていました。いまはもう、すっかり人生のパートナーです。 私が珍しくお風呂に入っていると、心配して様子を見に来るのがキュートでたまりません。

「また飲み行こな」居場所があるから笑える

鈴木Mob.

長年の夢を叶えるべく、卒業を決意

――鈴木さんは、日本武道館のステージを最後に『にっぽんワチャチャ』卒業を発表しました。理由についてぜひ教えてください。 鈴木Mob.:アニソン歌手になる夢を叶えるため、もっとアーティストとして厳しい環境に身を置きたいと思ったのが理由です。 実家がアニソンカフェをしていたこともあり、これまでずっとアニメに支えられて生きてきました。違う道を歩むなら、日本武道館という目標を達成するこのタイミングしかないと思い、卒業を宣言しました。 ――結成当時からのメンバーである遠藤Nozomiさん、渡辺Liliさんに卒業を伝えたときは、どのような反応だったのでしょうか? 鈴木Mob.:2人とも「このグループは守っておくから、好きにやっておいで。また飲みに行こな」という感じでした。 日本武道館が『にっぽんワチャチャ』第一章の最終回であることは、私たちの共通認識です。このタイミングでの卒業だからこそ、まっすぐに受け入れてくれたのだと思います。 私はこのグループを「実家」と呼んでいます。何かあったら絶対すぐに飛んでいくし、これからもずっと一緒に支え合っていきたいです。
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武道館公演への意気込みは?
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エンタメ好きなフリーライター。クリエイターやアイドルなどのプロモーション取材を手掛ける。ワンドリンク制のライブが好き。
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【鈴木Mob.】 お笑い特化型アイドル『にっぽんワチャチャ』立ち上げメンバー。SNSを中心としたエンタメ性あふれる発信で、度々世間から注目を浴びている。2025年3月31日の日本武道館ワンマンライブにて、グループ卒業を発表。 X:@wachacha_mob YouTube:@mobpi
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