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「食事中のスマホ禁止」ラーメン屋店主の“見間違え”で注意された男性客。“無実の罪”に反論した結果…

第三者の証言があっても店主は謝らず

ラーメンを食べる人「私が逆の立場だったら、こんな面倒事に首を突っ込みたくないからスマホに触ってないことを見ていても何も言わなかったはず。あの援護射撃はまったく想像していなかったから助かりました」  まさかの第三者の証言により店主の態度は先程に比べるとトーンダウン。それでも見間違えたことに対する謝罪の言葉はなく、それどころか「ちゃんと守ってくださいよ」と最後まで原さんがルールを破ったとの姿勢を崩さなかった。  それを見て完全に食べる気が失せてしまい、麺もスープもまだ残っていたが手を付けずに席から立ち上がる。そして、隣席の男性に証言してくれたことに対するお礼の言葉を述べた。

ラーメンは美味かったが、二度と食べに行かないと思う

 店を出る際にも普段飲食店では、「ごちそうさま」と声をかけていたが、さすがに腹が立ったので何も言わずに出てきたそうだ。 「身の潔白を晴らしたかったですけど、営業中でほかのお客さんの迷惑になりますから。まあ、私自身小心者なのでお客さんがいなくても何も言えなかったかもしれないですけど(苦笑)。  ラーメンは美味しかったので相当こだわりを持って作っていたと思いますし、店のルールを守らないお客を注意するのも店主として当然のことです。けど、私は疑われるようなことはしていないんです。  もしテーブルの上にスマホがあったから勘違いした、と言うのであれば、《食事中はスマホをテーブルの上に置かないでください》という注意書きも貼っておけばいいんですよ。まあ、地元から遠く離れた場所にある店ですけど、もし近所にあったとしても二度と行かないでしょうね」  自分の店にルールを設けるのは店側の権利で、その店で食べるなら客側も受け入れる必要がある。実際、ルールを守らない者もいるのだろう。  とはいえ、店側の勘違いにより、身に覚えのないルール違反で客が責められるのは話が別。そのことに気づいたなら素直に非を認め、きちんと詫びてほしいものだ。 <TEXT/トシタカマサ>
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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