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ディーラーで買う新車価格が「系列店によって異なる」ワケ。総額で“20万円以上”差がついた事例も

相見積の注意点「お互いに本気の姿勢で」

見積書今回の商談では正規ディーラーでの方が値引き総額も支払い総額も安くなりましたが、地域や時期によってその力関係が大きく変わることもあります。 首都圏など都市部においては正規ディーラーの方が強い傾向にあり、地方など正規ディーラーが少ない場所だとサブディーラーが強い傾向にあります。これは実際に足を運んでみないとわかりません。また、商談をする際は「いつまでに買うのか」ということは基本的に伝えるべきですが、「好条件が出るのであればその場で契約する」という意思表示をすることが重要です。 ディーラーの立場からすれば、買うかどうかもわからない客に対して本気の値引きを提示しません。ですので、商談をする際には“お互いに本気の姿勢”ということが大切なのです。ディーラーとの付き合いが長くなると、その1社で商談を完結してしまうケースが多々ありますが、相見積によって多少はお得に買える可能性があります。ですが、これまで築いてきた関係性を壊してしまう可能性もあるので、商談をする際は気をつけましょう。 <文/茂木源一>
埼玉県在住の兼業ライター。大学卒業後、大手日系自動車ディーラーに就職。その後、金融業界の業務・教育支援を行う会社に転職し、法人営業に従事しながら、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP資格を取得。X(旧Twitter):@gengen801
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