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長生きするために不可欠な「筋肉量の維持」。コンビニ飯でもできる、“脂肪を減らし筋肉を増やす”方法

50代を超えると健康の悩みは尽きない。世は健康食ブームだが、良かれと実践していた食事法や健康食品でカラダに害が及んでいたとしたら……。最新研究で導き出された食の新常識を総ざらいするとともに、健康寿命を伸ばす最強の食事術を徹底リサーチ。120歳まで長生きできるカラダを手に入れろ!

長生きするためには筋肉量の維持は不可欠

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写真はイメージです

加齢による筋力低下は「サルコペニア」という疾病に位置づけられ、肺炎や感染症、糖尿病などさまざまな病気の要因になる。長生きするためには筋肉量の維持は不可欠だ。 「運動に励んでも、栄養スカスカの低カロリー食ばかり食べていたり偏った食生活を続けていれば、いつまでたっても筋肉はつきません。筋力維持には適度な運動も必要ですが、食からのアプローチのほうがよほど重要です」

脂肪を減らし筋肉を増やすための最適解

そう語るのは筋トレYouTuber「まめたま」の2人。筋肉を生み出すのはタンパク質だ。 「『体重×1g』のタンパク質が目安とされていますが、加齢による衰えに負けず筋力を維持したいなら『体重×1.5g以上』のタンパク質を取ることを推奨しています。過剰なタンパク質は脂肪として蓄積されるため、1.5~2倍までが限度。 そもそも、タンパク質を含む食材は脂質も多いのでむやみに摂取すれば太るだけ。昨今は『高タンパク』を謳う食品も多く世に出ていますが、ダイエット効果に疑問を抱く商品も少なくない。脂肪を減らし筋肉を増やしたいなら『一食につきタンパク質20g以上、脂質15g以下を厳守』というのが僕らの導き出した最適解です」
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コンビニ飯で手軽に食生活の見直しを!
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