お金

「遊んで稼げるスマホゲーム」を1年間続けた衝撃の結果…。“まさかの大金”が稼げてしまったワケ

『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』の作者であるハッシー橋本が、漫画で稼いだカネで“怪しい投資”に挑む実録マンガ。一般の人が手を出しにくい投資を攻略して“億り人”になることはできるのか——。 仮想通貨マンガ 仮想通貨マンガ 仮想通貨マンガ 仮想通貨マンガ

第百八十七話 撮会

 NFT界隈のみならずやたらと耳にする「オフ会」ってやつ。前回参加したSTEPNオフ会に続き、俺は2回目の参加だ。  今回はSNPITのオフ会。もう完全に乗っかってる。俺はSNPITの初期からスマホ片手に公園ウロウロしてた、“あの頃”を知ってる人間だ。だからこそ、オフ会に行くのも「ちょっと見に行くか」くらいの余裕があった。  しかし……現場に行ってみたら思った以上にアットホームな空気が流れていてビックリ。ユーザー同士で自然に会話が生まれてて、しかもなんかめっちゃ盛り上がっている。  あれ?NFTゲームって、もっとこう、ピリピリした世界じゃなかったっけ?

オフ会では“カネの話”は一切なし

 正直に言えば、俺の中ではNFTゲームは「稼げるかどうか」が最優先だった。プレイスタイルも稼ぎ重視、バトル効率重視、ガス代は最小限。そんな考えでずっとやってきた俺には、あの空気は少しまぶしかった。  周りを見れば、みんなの話題は構図だのフィルターだの……。収益の話なんて一言も出てこない。  むしろSNPITを「稼げるツール」じゃなくて「遊びのひとつ」として楽しんでいる。この時点で、俺の浅ましい根性は見事に浮いていた。  でもなぜか、それが心地よかった。普段の生活ではNFTゲームの話なんてまずできない。スナップバトルで勝ったとか、そんな話を職場でするわけにもいかないし、家族に話しても微妙な空気になるだけ。だからこそ、ああいう場ではみんな本当に楽しそうに話していた。  考えてみれば、ネトゲにもオフ会あるし、ゴルフや麻雀だって人とやるもんだ。NFTゲームだって、やっぱり人と関わってナンボなんだなと痛感した。  しかも初対面でも共通の話題があるから、距離が近くなるのが早い。案外、こういう場こそコミュ障に優しいのかもしれない。

「NFTゲーム=副業」は古い考え?

 それにしても、みんな本当にニコニコしてたのが印象的だった。NFTと聞くと、お金が絡んでいることもあってギスギスしてる印象があるかもしれないけど、SNPIT界隈にはそれがまったくない。  何かを競い合っているようで、実はまったく争っていない空気。ギラギラじゃなく、ふわっとした暖かさがあった。  たぶん、俺の中の「NFTゲーム=副業」みたいな意識は、もう古いのかもしれない。今は「写真を撮って楽しむ」「誰かと遊ぶ」「思い出を共有する」、そんなゲーム性が主流になってる。もちろん稼げたらうれしいけど、それがすべてじゃないって空気がちゃんとあった。  今回のオフ会で、俺もようやくそれを実感できた。初期勢として、ちょっと誇らしい気持ちにもなった。あの頃ひとりで撮っていたスナップが、こうしてコミュニティになってるってことが、なんだかうれしい。  SNPIT、まだまだ面白くなりそうだ。オフ会も悪くない。次は、もう少し肩の力抜いて行ってみようかな。 漫画・文/ハッシー橋本
愛知県出身の漫画家。パチンコ・パチスロ漫画を中心に活躍し、‘15年より月刊ヤングマガジンで連載を始めた『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』が大ヒット。サウナとビールの愉悦を描いた『極上!サウナめし』はサウナ好き必見の一冊 X(旧Twitter)@hashimotosan84
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