「表情は一切わからない」コージー冨田(59)、糖尿病で“視力の大半”を失い人工透析を続ける日々。26歳で発症も放置した後悔
タモリや島田紳助のものまねでおなじみの芸人として一時代を築きながら、現在も舞台に立ち続けるコージー冨田氏(59歳)。多忙な日々の裏で、長年にわたり糖尿病と向き合ってきたことを’25年にメディアで公表した。病気の影響で現在は視力の大半を失い、腎機能の低下を補うために血液を浄化する人工透析を続けながら、糖尿病をテーマとして講演会も行っているという。
華やかなブレイクの裏で進行していた病を抱えつつも、それでもなお舞台に立ち続ける理由とは何か。仕事と病気とともに歩んできた30年余りを、コージー冨田氏本人の言葉でたどる。
――今日私はコージーさんから1メートルほど離れた位置に座っているのですが、どのくらい見えているのでしょうか。
コージー冨田(以下、コージー):紺色の服を着ているのがかろうじてわかるくらいで、表情などは一切わからないです。もう少し離れて2~3メートルくらい先になると、動かなければ人間だと判別できません。すごく曇りが濃い磨りガラス越しに見ているような感覚ですね。
――’25年に糖尿病や視力低下を公表したのはなぜでしょうか。
コージー:もう見えないし、事情を知ってもらったほうがいいかなと思って事務所と相談して公表しました。でも普通にステージやるから、たまに「本当に見えてないの?」って言われますよ(笑)。それはリハーサルと周りの協力のおかげですけどね。
――公表後の変化はありましたか?
コージー:心配されることは増えましたけど、最終的にはみんな普通に笑ってくれるのは変わらないですね。それが一番いい形だと思っています。
――笑いとの距離感も難しそうです。
コージー:難しいですよ。僕の芸で笑うのはいいけど、病気で笑うのは違う。ただ、笑わせる仕事なんで、そこはちゃんとやらないといけないのが難しいですね。
服の色はわかるが、表情は認識できない

取材中も瞬時に島田紳助氏や板東英二氏の声色に変わるのは流石の一言
浅く広くがモットーのフリーライター。紙・web問わず、ジャンルも問わず、記事のためならインタビュー・潜入・執筆・写真撮影・撮影モデル役など、できることは何でもやるタイプ。X(旧Twitter):@matsushima36
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