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男子会のルーツ、女子会の誕生はいつだ?

ふと気になり調べてみた
Q.男子会のルーツ、女子会の誕生は?

 前述のように、男子会プランを展開する各店は「女子会が好評だから」「女性だけのサービスは不公平だから」といった理由で男子会を後押ししており、女子会のカウンターとして男子会という呼称が生まれたという前提に異論はなかろう。

 で、その女子会ブームである。飲食業界では「スタートは’08年。発祥は、関西の”読モ”と呼ばれる読者モデルたちが女性だけの会を開いたこと」というのが定説のよう。実際、モデルの押切もえが『AERA』の連載で、「初の『女子会』。」というコラムを書いたのも’08年6月2日号である。

 また、女子会は海外ドラマ『SEX AND THE CITY』の影響を受けているという指摘もあり、同作品の映画版の日本公開も同年。今に続く女子会ブームの始まりは’08年と見て、間違いなさそうだ。

 が、実は雑誌に「女子会」の文字が一番最初に登場したのは、さらに前の’05年。『週刊新潮』3月17日号の山田美保子のコラム「秘密の花園」である。山田氏が出演する番組の女性出演者・スタッフで「女子会」が開催されているというのだ。

 女性誌が”女子”という言葉をやたら使いだしたのもこの時期で、芸能界で「竜兵会」「グラビア会」「沢尻会」といった○○会が話題になっていた。推測の域を出ないが、これらのトレンドが合致して自然発生的にあちこちで「女子会」という言葉が生まれたのでは?

 そして、※今では20~30代の女子の約9割が女子会経験者。女子会が心地よくて縁遠くなるという危惧すら出る一方で、「最初の1・2回は楽しかったんですが、3回以上続くとなんとなく義務みたいな雰囲気になってきて、正直、面倒だと思い始めた」(女・31歳・金融)、

「女同士まったく気を使わないというわけにはいかないし、会話の中に微妙な妬み嫉みが出るし、実は正直、気が重い」(女・34歳・マスコミ)といった、”女子会疲れ”の声も。

 誕生から末路まで男子会は女子会の後を追うのか、追えるのか?

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「女子会」という言葉が雑誌に初めて登場したのは『週刊新潮』(2005年3月17日号)

― [男子会ブーム]の謎に迫る【7】 ―

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