日本車が世界市場で踏ん張っていられるのは、GT-Rがあるからだ
―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
日産GT-R NISMOが600馬力で1501万5000円なのに対して、ポルシェ911ターボSは560馬力で2446万円、フェラーリ458スペチアーレは605馬力で3290万円。スペックを考えるとGT-Rは激安であります。にもかかわらず、1000万円オーバーのクルマを買う富裕層からの支持はイマイチなのだとか。その理由を解説しました
MJブロンディ=文 Text by Shimizu Souichi
池之平昌信=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu
◆日本車が韓国車に海外でなんとか勝てるのはGT-Rがあるからだ!

―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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