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年収200万円でも、フェラーリを買うのは日本人だけ

都内某所で厳かに行われたフェラーリの新型「458スペチアーレ」の発表会に、SPA!は呼ばれなかったので、MJブロンディ氏の付き人として潜入!報道するメディアはもちろん、オーナーもメーカーが選んでいるとウワサの新車フェラーリの最新モデルを拝んでまいりました! MJブロンディ=文 Text by Shimizu Souichi 池之平昌信=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu
フェラーリ

どうやったら月収20万円台でフェラーリを買えるのか? その秘密が明らかになる!?『月収20万円台でも買えるフェラーリ購入術』は10月31日に全国書店・コンビニで発売!

◆国ごとに配給制のフェラーリが、なぜ中国よりも日本を重視しているのか?【後編】 ⇒【前編】「フェラーリの販売台数アップとアベノミクスは無関係!?」はコチラ
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 初公開された458スペチアーレがどんなクルマかというと、無知なSPA!読者に説明しても無駄とは思いますが、大傑作V8ミッドシップマシンである458イタリアをベースに、フェラーリのF1テクノロジーを注ぎ込んで開発された、とてつもなくすばらしいスーパーカーでありまして、お値段は3290万円でございます。  この価格も予想より安かった。円安ユーロ高で、日本市場での採算性は大幅に悪化しているはずなのに、本当にありがたいことです。
フェラーリ

発表会では、スクーデリア・フェラーリ所属の小林可夢威が、458スペチアーレに乗って登場した

 そんな発表会に、不肖ワタクシは、愛車の458イタリアで乗り付けさせていただきました。フェラーリ様、庶民にまで栄光をお分けくださって、本当にありがとうございます!  ただフェラーリ本社は、日本では私のような庶民が無理してフェラーリに乗っているという事実を、把握していないようだ。  実は不肖ワタクシ、20年前からフェラーリの大衆化を促進しておりまして、10月31日に、『月収20万円台でも買えるフェラーリ購入術』なるムックを発売しました。  日本では、年収200万~300万円台のサラリーマンでも、節約して中古フェラーリを買っている。こんなの日本だけの現象だ。ここまでフェラーリを深く愛している国民は日本人だけだろう。なぜって日本では、フェラーリに乗っててもモテないから! モテないのにすべてをなげうってフェラーリを買う。見栄が張れればそれでいい中国人富裕層の真逆だ。涙が出る。  が、これがフェラーリ本社に知られたら、ブランド力維持のため日本軽視に転じるかもしれないので、内密にお願いします。 【結論】 ジャパン・イズ・バック。あらゆる方面で、日本は勢いを取り戻しつつあり中国には逆風が吹く。フェラーリの動向からも、それが感じられる。自信を持ち、無意味な疑いを抱かず、安倍総理について行きましょう! ⇒【写真】「フェラーリ458スペチアーレ」のエンジン等はコチラ https://nikkan-spa.jp/528340/auto_131029_08
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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