「おならの味はコーラの味」抱腹絶倒のAVトークイベントを再現
鈴木おさむ氏、森林原人氏、しみけん氏、カンパニー松尾監督――1月11日、新宿・ロフトプラスワンで開かれた『AV男優の流儀』発売記念のトークイベントには150名もの観客が集まった。カンニングの竹山氏やAV男優の黒田悠斗氏、映画コメンテーターの有村昆氏もゲスト参加し、笑いの絶えない大盛況なイベントに。その模様と楽屋トークを一部、紹介したい。
◆おならの吸い方を伝授
立ち見客が出るほど大入りとなった会場で年末年始の思い出を聞かれ、「お雑煮を食べるごとく、新年からうんこを食べました」と語ったしみけん氏。2時間半に及んだトークの中で大きな笑いを誘ったトピックの1つが、しみけん氏の“排泄物話”だ。
おならの吸い方を伝授するしみけん氏は、「肛門に口をすぼめてつけて、女性にすぅ~とおならをしてもらう」とノウハウを開陳。すると当然ながら「臭いでしょ?」という質問が。それに対して、「臭いというか、そのまま胃に入るので、“味”がするんですよ」との返しに、女性客も「えー!!!」と大騒ぎ。その味をシミケン氏は「コーラの味」と表現したことで、「ウソだろ!」と会場が沸いた。散々、うんこを食べることを披露しておきながら、自身は潔癖だと言い張るしみけん氏。
「床に落ちたものはダメ。冷凍物もダメ。ウンコは新鮮絞りたてじゃないと!」と堂々と発するしみけん氏に、「そこじゃないだろ!」と、鈴木氏やカンパニー松尾監督から、やんややんやのツッコみが入る。会場は爆笑の渦に包まれた。
◆初AVはモザイクよりも見えずらい裏モノビデオ
トーク中には、「一番最初に見たAVは?」というお題も出された。その問いに対して鈴木氏は、「小学5年生の時に友人の両親が経営する旅館で見られるアダルトビデオを空き部屋で見た。あの頃は射精も知らなかったから、チンチンから白いものが出て、『あれは何だ!?』と、びっくりした」という小学生時代のエピソードを披露。
対して黒田氏は、近所で拾ってきた裏モノVHSテープを発見、「100回以上お世話になった」と述懐。「でも、VHSがぼろぼろすぎて、モザイクよりも大きなブロック状の映像だったので、よく見えませんでした。だけどとにかく興奮した。刺青の入ったこわもての男性と、若い女の人のものだったから、もしかしたら借金のカタに撮られた系のものだったかも……都市伝説でそういう話、ありません?」と、当時のAVあるあるも飛び出した。
印象的だったのは、「SEXとは?」の問いに対する森林氏のアンサーだ。「SEXに正解はないんですよ。一勝負、一勝負、終わりはないんです」と答えると、鈴木氏が、「SEXはなんぞやという答えを見つけられないまま終わることもあるんですか?」と質問。すると、男優たちが一同にうなづき、肯定した。
「同じ人とでも同じSEXは2度と出来ない。だから、1回1回が大切なんです」(森林氏)
数千回もの経験値をもつ彼らですら、「SEXの答えは見つからない」という。そんな森林氏が高まる瞬間について記者に話してくれたエピソードも、味わい深かった。
「撮影中に、『あんっ気持ちいいっ』って喘いでいた女優さんのスイッチが突然入って、『アカン、気持ちいいわ~』と関西弁になったんです。これは高まりますよ。こうした瞬間がたまらなく僕は好きだし、AVを通じて皆さんにもお見せしたいんです」
現在発売中の新書『AV男優の流儀』には、そんな彼らの面白エピソードに加え、「どの女優が良かった?」、「どの作品に思い入れがある?」など、有名女優たちの裏話も含めたエピソードが盛りだくさん収録されている。全編を通じて鈴木おさむ氏のAV男優、監督へのリスペクト溢れる質問と、それに応じるゲストの会話の応酬に溢れている。是非、手にとっていただきたい。 <取材・文/日刊SPA!編集部>

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