中年理系男子に恋愛観を聞いてみた「恋愛しても、過程を楽しむ時間が無駄」
最近では、理系男子に寛容な愛を注ぐ女子たちがいる。そんな潜在的なニーズがある一方で、30~40代女子に聞いたところ、「気が利かない」「ひとりよがり」……と理系クンならではの特性にNGを出す声も。当の理系男子(中年)たちは一体、どんな恋愛観を持っているのか?
「恋愛しても、過程を楽しむ時間が無駄に思えるので、結論からまず伝える。『オレ、君のこと好きだけど、どうなの?』って。『Hしたいだけ?』みたいに拒絶されることも多いけど、結果的にするんだから、『なにが問題?』と思うんだけど」(43歳・製薬)
それを言っちゃあおしまい的なことをさらりと言ってのけるあたりは理系男子の面目躍如。
「知り合いの女性が、食事中にヒマラヤ産の岩塩がどうこう語りだしたんで、岩塩というのは、何億年もかけて生成される間に海水の成分が分離されて、ミネラルなんかほとんど入ってないんですよって教えてあげたら、『だからあんたはモテないのよ』って言われて以来、女性がいっそう苦手になりました」(42歳・化学薬品メーカー)
口は災いのもとというか、理系男子がモテるための第一歩は、女性の非論理性を容認することなのかもしれない。「女のコのいつ終わるかわからない話を聞いていると、つい『で? 結論は?』とか『主題はなに?』とか横槍を入れたくなる」(39歳・IT)
女性の話し方に不満を抱く声は他にもあった。「今の若い女のコって、すぐに『へえ、そうなんだ』って言うけど、僕はあれがダメで『おまえ、ほんとにオレの言ってることわかってんのか』っていちいち心の中でツッコむ自分がいて、デートはおろか、話をするのも面倒くさい」(42歳・IT)。
「女性とテレビでクイズ番組を見るのが苦痛です。答えられないと『東大卒でしょ。頭いいんでしょ?』的なことを言われる。確かにバカではないと思うけど、知らないことは答えられないですよ」(38歳・システムエンジニア)。こんな女性は確かに多いが、男性側にも変な勘違いや思い込みがあることは否めない。
「理系男子ってファッションに凝ることをある種の恥だと思っているから、シャツ一枚にしても花柄とかはあり得なくて、チェックが許容できる限界なんです。だから理系はチェックが多い。でもそれをダサいと言われたくなくて、イッセイミヤケでデートに臨んだことあるんですけど、ふだん着慣れないものを着たためか、異常に脇汗かいて、気持ち悪がられて玉砕したことありますよ」(39歳・酒造メーカー)
理系、文系関係なく無理な背伸びはやめましょうということか。
― [理系男子]がモテるって本当なのか? ―
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