ファザコン娘を見極める…ハリウッド流“オヤジ好き女性”の探し方/コラムニスト木村和久
―[木村和久の「オヤ充のススメ」]―
― 木村和久の「オヤ充のススメ」その131 ―
世の中には、オヤジ好きの若い女性が結構いるものです。例えば、ハリウッドが生んだ絶世の美女、グレース・ケリーですが、実はファザコンで、おっさん系の共演俳優と浮き名を流していました。ゲーリー・クーパー、ビング・クロスビー、クラーク・ゲーブルなど錚々たるオヤジ俳優が、グレース・ケリーと恋仲ですからびっくりです。
これは、グレース・ケリーの母親がインタビューで「うちの娘はモテて共演俳優とお付き合いしていた」と言っちゃったから、大騒ぎになったのです。一番衝撃を受けたのは、旦那のレーニエ大公で、グレース・ケリーを恋愛経験の少ない女性と思っていたらしく、ショックは相当なものだったとか。
それはいいんだけど、グレース・ケリーの取り巻きで、最大の功労者であるアルフレッド・ヒッチコック監督とはどうなんでしょうか。ヒッチコックは、そこらへんの俳優とはランクが違います。『裏窓』や『ダイヤルMを廻せ!』などで、彼女を主演に抜擢し、不動の大女優に押し上げた人物ですから。ヒッチコックもグレース・ケリーのオヤジ好きの噂は聞いていた。ならば、オレもと口説いたんだけど、それが全然ダメだった。
グレース・ケリーが関係者に語ったのは、「あの人だけは、無理」という言葉でした。確かに、ずんぐりむっくりの体型だから、生理的に受け付けなかったのかもしれません。ヒッチコックはグレース・ケリーが女優を引退しても、熱心に再デビュー話を持ちかける、よき理解者であった。こんなに熱心だったのは、やっぱり口説けなかったからなのか? そこは神のみぞ知るの世界ですけど。
ここまで分かったことをまとめると、おやじ好きな女性でも限界があるということです。脂性のデブや頭の毛が極端に薄い方は、可能性は低いようです。グレース・ケリーは、お金になびきませんが、一般的なオヤジなら、金銭的出費で夢が多少叶えられます。すなわち風俗に一度行って、若いコに慣れておくというのも、将来の壮大なビジョン達成のためには、必要なのかと。
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