“LT”が“レッスルマニア11”ゲスト出演――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第184回(1995年編)
ビンス・マクマホンが“レッスルマニア11”(1995年4月2日=コネティカット州ハートフォード、ハートフォード・シビックセンター)の“主役”として用意したのは元プロフットボール・プレーヤーのLTことローレンス・テイラーだった。
LTは1959年、バージニア州ウィリアムスバーグ出身。UNC(ノースカロライナ大学)在学中にはオールアメリカン選抜として活躍し、1981年のNFLドラフトでニューヨーク・ジャイアンツに入団。1981年から1993年まで13シーズン、ジャイアンツに在籍し、スーパーボウルⅩⅩⅠ(1987年=対デンバー・ブロンコス)とスーパーボウルⅩⅩⅤ(1991年=対バッファロー・ビルズ)でチームの勝利に貢献した名ラインバッカーである。引退後は映画俳優としても活躍した。
LTの“レッスルマニア11”出場までの連続ドラマは、そのひとつひとつのシーンと局面がキメこまかくプランニングされていた。
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