更新日:2022年07月28日 17:36
スポーツ

ショーン派閥“クリックKliq”出現――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第183回(1995年編)

WWEオフィシャルDVD「クリック」ジャケット写真

ショーン・マイケルズ派閥“クリックKliq”がついに動きはじめた。クリックはWWEの連続ドラマのストーリー上の“軍団”ではなくて、ホンモノの運命共同体だった。(WWEオフィシャルDVD「クリック」ジャケット写真より)

 1月のPPV“ロイヤルランブル95”(1995年1月22日=フロリダ州タンパ、タンパ・サンドーム)で30選手出場・時間差式変則バトルロイヤル“ロイヤルランブル”に優勝したショーン・マイケルズは、“レッスルマニア11”(1995年4月2日=コネティカット州ハートフォード)のメインイベント出場権を獲得した。  WWEのツアーは“ロイヤルランブル”終了後、同じフロリダ州内で3日間連続のTVテーピングをおこなった。1・23パルメットー大会は“マンデーナイト・ロウ”、1・24ウエストパームビーチ大会は“WWEスーパースターズ”、1・25フォートマイヤース大会は“WWEレスリング・チャレンジ”と“WWEアクション・ゾーン”の計4番組の録画収録。  “マンデーナイト・ロウ”(USAネットワーク=ケーブル)は1月23日、1月30日、2月6日の3週オンエア分、“WWEスーパースターズ”(同)も2月18日、2月25日、3月4日の3週オンエア分のタメ撮りシフト。“WWEレスリング・チャレンジ”と“WWEアクション・ゾーン”(両番組ともシンディケーション・パッケージ=番組販売)も2月19日、2月26日、3月5日の3週オンエア分の録画撮りになっていた。
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1990年代のWWEのTVショーはのんびりしていた
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