「糖質制限ダイエット」には2つの党派が存在する!? 少なめの穏健派vsストイックなラジカル派ではこんなに違う
毎年のように流行っては廃れていくダイエット方法の数々。だが、書籍や雑誌の特集でここ最近よく見かける糖質制限ダイエットは、その日から始められる手軽さもあってか、今や「定番」として確立されてきたと言ってよいだろう。
実際に日常生活で実践している人に遭遇すると、その節制レベルは様々。以前日刊SPA!では糖質制限ダイエッターの飲食店での「ライス残し」がもたらす問題について紹介したが、そうした炭水化物を残す、または少なめにする「穏健派」、まったく食べない「ラジカル派」と、糖質制限ダイエットとは一括りに言っても、大きく2つの党派が存在している。むろん、両者でダイエットの効果の出方は大きく異なる。
糖質制限ダイエットを実行中の両党派の闘士の声を元に、彼らの日常行動の違いを紹介しよう。
日常生活を送るうえで、もっとも入る機会が多いであろうコンビニ。野菜・果物から、パスタなどの調理された商品まで誘惑は多い。ここでは両者の違いが如実に表れる。
<穏健派の購買行動>
ひとまず入って向かうのはスムージーコーナー。これで野菜を補充したと思い込んだ彼らは、さらにチーズやナッツといった商品を買い込む。確かにミネラルやタンパク質を補充し、糖質制限ができていそうだが、市販のスムージーは基本的に濃縮還元のため、素材そのものの栄養はどうしても失われ、さらに糖質が入っているものも多く、気休め程度の節制にしかならない。
つまり穏健派はメニュー選びに意識の高いところを見せるが、知識が間違っているばかりか、どれほどの量を食べるかに関しても不勉強なため、ナッツを1袋空けてカロリー過多になってしまうなど悪いパターンに陥りがちになる。
<ラジカル派の購買行動>
対して、ストイックな姿勢を貫くラジカル派のコンビニ購入物はサラダチキンの一択。ほかに食べるものはゆで卵くらいだ。そして飲み物はペットボトルの水かお茶に限っている。糖分の入ったコーヒーなどももちろん飲まない。彼らにとって、サラダチキンがないコンビニなど、無意味な存在に等しいのだ。
コンビニ:スムージーに逃げる穏健派、サラダチキンしか食べないラジカル派
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