渋谷ハロウィンだよ! TENGA主催のコスプレコンテストに記者がガチで出場してみた
10月29日、台風が日本列島を直撃し、少し残念な感じになってしまった今年のハロウィン。しかしそんなことはお構いなしに、あのTENGAが渋谷の街で「ハロウィンだよ! TENGAコスプレコンテスト」を開催するという。優勝者にはなんとTENGA20万円分と賞金5万円。「これはアツすぎるぞ!」ということで募集要項を見てみると、出場者はTENGAにまつわるコスプレをして一芸を披露する必要がある。とはいえ、ギャグやコントに無縁な記者……果たして一芸をどうするべきか。貧乏暇なしだけど、下半身を弄ぶ時間だけはじゅうぶんにある記者。ガチでの参戦を決意した。
会場の控室に入ると出演者のうちの一組がコントのリハーサルをしていた。素人が作り込んだネタなんてスベるに決まっている……そう思っていたが、そのクオリティの高さに若干ひるむ記者。
次々と会場入りする出演者たちに話を聞いてみると、じつはアイドル、ダンサー、お笑い芸人(テレビでは一度も見たことないけど!)など、その道の人たちばかりだった。みんな目がギラギラしており、おちゃらけた素人は自分だけなのでは……と顔面蒼白になる。
さらに追い打ちをかけたのが、開演直前に知らされたコスプレと一芸についてのコメントをしなくてはならないという事実だ。果たして観客の前で司会の若井おさむさんや審査員の紗倉まなさん、TENGA代表の松本光一さんと上手く絡むことができるだろうか……。そんな不安と紗倉まなさんの可愛さに心臓をバクバクさせていると、ついにコンテストが始まった!
「あれ、意外といけるかも? プロっぽい顔してみんなたいしたことないじゃないか」
記者は自分自身をマインドコントロールすることにした。当初の不安とは裏腹に、自分の番が近づくにつれだんだんと自信がわいてくる。一芸のネタもまあまあ仕込んできたし、もしかすると3位くらいには入るかもしれない。
そんなワケで記者の出番がやってきた。悩んだすえに、記者は記者らしく作文を書いて朗読することにしたのだった。では、以下に発表しよう。
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『ボクとTENGAとお母さん』
ボクがまだおっぱいも触ったこともない高校生の頃でした。
勇気を振り絞ってドン・キホーテで初めてTENGAを購入したんです。
ボクは当時、鼻息荒い丸坊主の高校球児。
眉毛もつながった丸坊主が18禁コーナーにいるなんて、性欲の鏡ですね。
高校生のボクはもちろんお金などないので、毎回TENGAを洗って使い続けていました。あ、ローションを買うお金もないので潤滑剤はボディーシャンプーです。おかげでいつもボクの亀頭はピーチの香り。
それはさておき、ボクは大学進学によるひとり暮らしを機にTENGAを卒業しました。野球のユニフォームにくるんでタンスの奥に隠しておいたんです。
それから2年の月日が過ぎたある日のこと。TENGAのことをすっかり忘れていたボクは、草野球の試合に出場するため、実家にいる母に電話をして、ユニフォーム一式を送ってもらったんです。
「ああ、懐かしいなあ! 久しぶりに野球ができるんだあ!」
そう思って包みを開けると、ユニフォームにいつかのTENGAがくるまっていたんです。よみがえる青春の日々。試合前に一発抜きました。おわり。
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ほっとひと安心した記者はアドリブなどもかましつつ、若井おさむさんともなんなく会話のキャッチボールに成功。TENGAの松本代表からは「衛生面から、TENGAは1回の使い切りです」と注意を受けてしまったが、憧れの紗倉まなさんも記者の作文で「ボディーシャンプーというところがいいですね!」と笑ってくれていた。会場の様子を見渡しても、なかなかウケていた……(はず)。よし、これは準優勝なんかもありえるぞ!
日刊SPA!の記者がガチでTENGAコスプレコンテストに出場してみた
準優勝もありえるかも…
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