更新日:2019年03月04日 17:20
お金

消費を変えなければモノを捨てても無駄 大事なのは片付けの方法を学ぶことではない

 腕時計投資家の斉藤由貴生です。私は、現代のおかしな消費を変えるために実践を重ねながら、いろいろ研究してきました。私は30代のいわゆるバブルを全く知らない世代です。所有欲の薄い世代とは言われますが、私の場合は、むしろ価値あるものは我慢せず所有したいと考えています。そんな私の価値観を、不定期ですがご披露したいと思います。

斉藤由貴生

第5回 その消費を変えなければモノを捨てても無駄!

 あなたがもし無駄な買い物が多いタイプだとしたら、お部屋はどのような状態でしょうか?  私は片付けの専門家ではありませんが、そのお部屋の状態を見ると、消費傾向がわかると考えているので、ぜひとも自分の部屋を見渡してみてください。    必要以上に買ってしまったスニーカー、1回しか袖を通さなかった服はありませんか? 安いからと買ったけどすぐくたびれてしまったTシャツや、続けられないのに買ってしまった埃まみれのダイエット器具があるのではないでしょうか? 

せっかく買ったものを捨てる行為も無駄ですよね

 仮に当時は、どうしても欲しくてテンションが上がって、これさえあれば生活が楽しくなるという思いを膨らませて「考えに考えぬいて買ったモノ」だとしても、結果、あなたの生活の役に立たなかったら、その消費は失敗だったということです。  いつか使うかもしれないから、と捨てられずに乱雑にクローゼットの奥にしまってあるという人もいるでしょう。そういう要らないモノが家にあると、地代の一部を無駄にするという経済的な意味でも、部屋の有効活用を妨げるという意味でも、非効率です。つまり散らかってしまう……。
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散らからない部屋への第一歩は消費を変えること
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう


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