「信念」は一つではない。仕事、恋愛、家庭観など多くあるほど幸せ
―[魂が燃えるメモ/佐々木]―
いまの仕事楽しい?……ビジネスだけで成功しても不満が残る。自己啓発を延々と学ぶだけでは現実が変わらない。自分も満足して他人にも喜ばれる仕事をつくる「魂が燃えるメモ」とは何か? そのヒントをつづる連載第76回
信念は一つに限らず、たくさんあります。信念というと「自分はこう生きるんだ!」といった変わらない決意のように聞こえるかもしれません。しかし実際は様々なシチュエーションで、様々な信念が求められます。
たとえば仕事の場合なら、入りたての新人の頃と、先輩として後輩を任される頃、リーダーとしてチームを任される頃では、「仕事とはこういうもの」という定義が変わります。子育ての場合も一緒です。子供が生まれたばかりの頃と、小学生に上がる頃、大学受験の頃とでは、「子育てとはこういうもの」という定義が変わります。
仕事も子育ても、最初は上手くいっていたのに、途中から上手くいかなくなることがよくあります。また仕事は成功していても、家庭は崩壊している、という場合もあります。どちらも「必要とされる信念の違い」に気づかないのが原因です。
信念とは蜘蛛の巣と一緒です。仕事観、金銭観、恋愛観、結婚観、家族観、子育て観、幸福観など、あらゆる物事や人間関係に対して「AとはBである」という定義が張り巡らされています。この信念の集積を、メンタルレコーディングでは「信念体系」と呼んでいます。
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コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中
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『人生を変えるマインドレコーディング』 人はなぜ続けることができないのか? 続けるには「信念」が必要だ! |
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