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「他人に認められれば自信がつく」と焦る人が結果を出せない理由

いまの仕事楽しい?……ビジネスだけで成功しても不満が残る。自己啓発を延々と学ぶだけでは現実が変わらない。自分も満足して他人にも喜ばれる仕事をつくる「魂が燃えるメモ」とは何か? そのヒントをつづる連載第75回

結果を出して自信を持ちたいのに、結果が出ない。本当の「自信」の作り方とは? 自分に自信がない人は結果を出そうとします。「これで結果を出せれば人にも認められて、自分に自信が持てるかもしれない」と考えます。ここでいう結果とは「仕事の成功」や「高収入」です。

 確かに結果を出せれば、そうなるかもしれません。しかし、その期待は大抵裏切られます。なぜなら肝心の結果が出ないからです。

 勉強でもスポーツでも仕事でも、結果を生むのは継続です。ところが自分に自信がないと、最後までやり抜くことができません。

 何かのきっかけで一念発起しても、「本当に上手くいくだろうか」「こんなの無駄じゃないか。無意味じゃないか」「自分は馬鹿げたことをしているだけじゃないか」と疑い始め、途中でやめてしまいます。

 結果を出して自信を持ちたいのに、その結果を出すのに自信が必要。まずは、この堂々めぐりから抜け出さなくてはなりません。

第二の自信を先に求めてはいけない


 自信には二種類あります。自分で自分を認めて生まれるのが「第一の自信」です。他人に認められて生まれるのが「第二の自信」です。

 結果を出すことで得られるのは、他人に認められて生まれる「第二の自信」です。このように順番を飛ばして、「第二の自信」を求めるから上手くいきません。まずは自分で自分を認める「第一の自信」から始めましょう。

 では「自分で自分を認める」とはなんでしょう。それは「私は凄い」と何度も励ましたりすることではありません。ただ単に「普段自分が考えていることを知る」ことです。自分がどんな仕事観、家族観、金銭観、社会観、恋愛観、人生観を持っているのか。つまりどんな「AはBである」という信念を持っているのか。それを知っておくことです。

 知らなければ人に意見できないし、自分でも実行できません。私たちは普段、自分自身について無頓着で、曖昧に済ませています。「一昨日の晩御飯は何でしたか?」と聞かれて即答できるでしょうか。答えるのに少し時間がかかったと思います。

 私たちは自分の思考や体験でもすぐに忘れてしまいます。それが「自信」に関わるような抽象的な内容なら、なおさらです。

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