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「お金が欲しい」理由を、真剣に考えたことがあるか?

いまの仕事楽しい?……ビジネスだけで成功しても不満が残る。自己啓発を延々と学ぶだけでは現実が変わらない。自分も満足して他人にも喜ばれる仕事をつくる「魂が燃えるメモ」とは何か? そのヒントをつづる連載第74回

お金が欲しい……それは、世のためなのか、人のためなのか?「世の中には自分がまだ知らない特別な方法がある。それを知らないから自分はうだつが上がらないんだ」

 勉強、ダイエット、仕事、恋愛、人間関係。私たちは常に特別な方法を探し求めています。しかし残念ながらどんな本を読んでも、またどんな人に尋ねても、そんな方法は見つかりません。なぜなら違いを生み出すのは特別とは言えないような「微差」だからです。

 たとえば部屋を片付けるコツは「捨てる基準」にあります。「使えるどうか?」を判断基準にしたら、洋服にしろ書籍にしろ食器にしろほとんどを捨てられずに残すことになります。使えなくなるまでボロボロになるものなど滅多にないからです。

 一方「使うかどうか?」を判断基準にすれば、洋服も書籍も食器も大半は処分できます。卒業アルバムや防災備蓄など保存自体に意味があるものを除いて、三年使わなかったらその後もほぼ使う機会はありません。また「まだ使えるけれど、自分は使っていない」というグレーゾーンに関しては、リサイクルショップに買い取ってもらうという選択肢も考えられるようになります。

「使えるかどうか?」と「使うかどうか?」。言葉にすれば、ほんのわずかな違いに過ぎません。しかしそのわずかな違いが、現実には「散らかった部屋」と「片付いた部屋」という大きな違いに拡大して反映されます。

 その人の現実は、その人の思考からできています。だからこそ私たちはもっと自分の思考に敏感にならなくてはなりません。そのためにあるのが「メンタルレコーディング」です。

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単にお金が欲しいのか、世のためなのか、人のためなのか?

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