東日本大震災後の東北の道路は今? 新規開通高速&復興道路を走ってみた
―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
この3月、東北地方で高速道路(自動車専用道路)の新規開通が相次いだ。これは、高速道路マニアとして見過ごせないものだった。
・3月9日 釜石道が全線開通(東北道と釜石市が直結)
・3月21日 三陸道が宮古市までほぼ開通(東北道や常磐道と直結)
東日本大震災が発生するまで、三陸沿岸は高速道路不毛の地だったが、大震災後、”命の道”復興道路として急速に整備が進み、この3月の追加開通で、非常に便利になったのだ!
高速道路マニアにも、鉄道マニアの「乗り鉄」的な思いがある。日本中すべての高速道路を走ってみたいという欲望だ。まだ走ったことのない釜石道と三陸道を走るのは、このタイミングをおいてなかろう。
全線開通した常磐道で東京から仙台へ
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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