更新日:2023年04月18日 10:48
恋愛・結婚

パパ活で月30万稼ぐ丸の内OLも。危険パパ情報は巨大LINEグループで共有

 若い女性が経済的余裕のある年上の男性と食事に行き、お金を受け取るパパ活。一般的に肉体関係は持たないパパ活だが、援助交際のようなマイナスなイメージを持つ人も多いかもしれない。  しかし最近はこの「パパ活」がカジュアル化され、パパ活女子が増えているのをご存知だろうか。一見パパ活とは無縁そうな、いわゆる“普通のOL”がパパ活をしていることも珍しくない。
パパ活

写真はイメージです

 筆者の友人である有紗(仮名 26歳)も昼間は普通の丸の内OLだが、夜はパパ活女子に変身する。  先日、有紗の紹介で特別にパパ活女子会に参加させてもらった。(パパ活女子会とは、パパ活をする女の子たちが集まる女子会のこと)  参加者は私と有紗の他、パパ活をしている3人の女の子。その女子会で聞いた、パパ活と若い女性の金銭事情についての考察を話そうと思う。  ちなみに私は、パパ活はしていないので本来は立ち入り禁止の女子会であるが、「恋愛コラムニスト」として特別参加させてもらった。

丸の内の総合職OL、パパ活で月30万円稼ぐ

 26歳の有紗は都内丸の内で総合職のOLとして働くかたわら、週に2~3回パパ活をしている。有紗のパパ活は1回2万円が平均で、残業代を稼ぐために会社に残っていた時間をパパ活にあてている。残業代をちまちま稼ぐのが馬鹿らしくなり定時で仕事を切り上げ、パパ活で月に30万円ほど稼ぐようになった。  お金の使い方もガラッと変わり、実家暮らしだった彼女は都内で一人暮らしも始めた。今はパパ活で稼いだ30万円で自由に生活し、本業で稼いだ20数万円は丸々貯金している生活が快感だと語っていた。他のパパ女子も月に10万~30万円ほど稼ぎ、ブランドものを買ったり、エステに行っているようだ。  彼女たちはプロパパ活としてではなく、あくまでも、昼の顔(仕事)を中心にパパ活をしている。
1万円札

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 女性とパパが出会うのは基本的にアプリだ。パパ活はキャバクラなどのお店で働くのに比べ、自分で時間や会う人を自由に選べるというメリットがある。さらにお店に属さないのでノルマもなく、お金の中抜きもされないので、キャバ嬢からパパ活に移る子もいるようだ。さらにスマホアプリ1つで手軽に始められることが、パパ活をカジュアル化された要因の1つだろう。  有紗も大学時代キャバクラで働いていたが、ノルマ、手軽に嫌なお客さんをキレない(接点をなくせない)ということが一番のストレスであったよう。パパ活であれば、パパとのニーズ(ご飯だけ、体だだけ、短時間etc)に合わせて、両者納得のカタチでマッチングができ、女の子のストレスも少ない。

パパ活女子400人ものLINEグループで「危険パパ」リストも

 パパ活女子だけのLINEグループがある。私が実際に見せてもらったLINEグループには400人以上のパパ活女子がいて、アプリの画面と共に「このパパは身体目的だったから気をつけて」と注意を流したり、「こういう場合はみんなどうしてる?」と情報交換や相談が頻繁に行われていた。危険パパのリスト一覧まで、LINEのノート機能で共有している。  パパ活を安全に行うためには、女子同士の情報交換が欠かせない。LINEグループを見ると、みんなで安全にパパ活をしようという団結感が強く感じられた。情報交換やコミュニティづくりは女子の特性であり、パパ側のグループやコミュニティはおそらくないだろう。  今回参加した女子会のメンバーもみんな元々の友達だったわけではなく、パパ活きっかけで知り合ったとのこと。驚くことに、パパ活をしていることをオープンにしている女子は少なくない。パパ活のことを同僚に話していたり、スマホの画面の1ページ目に堂々とパパ活アプリを入れている子もいた。パパ活を始めたきっかけを聞くと、「友達がやっていたから」という回答が多く、友達がやっている安心感からパパ活を始めるようだ。
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パパからのお金の回収もアプリで
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