ただの中古車じゃない!「希少車」のすすめ。テージス、エアトレック ターボR…
―[腕時計投資家・斉藤由貴生]―
腕時計投資家の斉藤由貴生です。私はこれまで数十台のクルマを買ってきたのですが、そういった経験のなかから、中古車はお得だと考えています。特に今の時代は、総額50万円程度の中古車だったとしても、新車と体感できるほどの性能差が少ないと感じます。
まして、日本の中古車は世界的に見ても良質で、海外から仕入れに来るバイヤーが大勢いるぐらい。つまり日本は中古車天国。私達は、恵まれた環境にいるわけです。
私は腕時計投資家なので、モノの価格変動に興味があるのですが、クルマも価値が下がりづらいモノを買うことが重要だと考えています。しかし、これまでの事例では、クルマの価値が将来的に上がるという事例はあまりなく、「いかに買った値段に近い価格で売却できるか」ということが重要でした。
とはいえ、総額50万円といった激安中古車ならば、その価値はほぼ下がりきっているため、例え売るとき0円になってしまったとしても、その支払総額は50万円。新車を買うより安く済むかと思います。
けれども、そんなクルマ界隈において、最近様子が変わりつつあると感じるのです。
クラシックカーじゃなくても価値が上がり出した!?
1
2
1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある
記事一覧へ
『もう新品は買うな!』 もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう |
記事一覧へ
『もう新品は買うな!』 もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう |
この連載の前回記事
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ