結婚のプロポーズに失敗した男/失敗された女…何を間違った?
「結婚してください」のたったひと言で済むようで、意外と済まされないプロポーズ。一生に一度の出来事だけに、理想や憧れをもっている女性も多いからだ。もしも微妙だったら、その先ずっと言われかねない。
今回は、男側からのプロポーズの失敗例を、男女それぞれに話を聞いてみた。
プロポーズをキッカケに、結婚ではなく「別れようかと思いました」と話すのは美優さん(31歳・OL)だ。彼女には付き合って6年、同棲して4年の彼氏がいる。
「私、すんごい多趣味なんです。仕事は割と定時に終わるんですが、ヨガにピラティス、最近ではキックボクシングも始めたし。まとまった休みには友達と旅行に行ったり、音楽フェスに行ったりしてて、彼のことは好きですが、別にいなくても人生楽しめるタイプなんですよ」
とはいえ彼がいることで家賃や光熱費が半分になるというメリットもあり、なんだかんだ同棲生活は順調だった。そんな矢先、突然彼がアクションを起こす。
「彼が出張に行く時にちょうど私の誕生日が被ってたんですけど、その時に指輪と『結婚してください』っていうポストカードが玄関においてあったんですよ。ここ、普通は感動するところかもしれないけど、私はそもそも今すぐ結婚したいとかじゃなかったから何の感動もなかったんです」
彼なりのサプライズだったのかもしれないが、長い同棲生活を経ていることも加味してか何も感じなかったという美優さん。極めつけはこの後の彼からのLINEだったという。
「正直、今のまま結婚しても名字が変わるだけで何の変化もないしなぁ。でも、これといって断る理由もないし。どう返事しようかなって考えたら、彼からLINEで『待たせてゴメンな!』ってきたんですよ。“お待たせ!”みたいなスタンプ付きで。
私からしたらはぁ? って感じ。別に待ってねぇよっていう。プロポーズを迫った態度なんて全然見せてなかったし。それに、指輪も大したブランドじゃなかったんです。別に芸能人みたいにハリー・ウィストンを買えなんて言わないけど、彼の給料一ヶ月分ぐらいの指輪だったから、お手軽に済まされた感じも嫌だった」
美優さんは別れはしなかったものの、なんだか腑に落ちず「今すぐするつもりはない」と伝えたそうだが、彼はいまだに状況がわからないまま、あたふたしているそうだ。
意味不明なプロポーズの言葉にドン引き
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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