ビビンバにデミカツ!実演に行列必至の新作肉駅弁/第55回駅弁大会レポ
昨日に続いて今日も開店前から行列に並び、朝イチで会場を訪れた記者。初日は「カニづくし」だったので、数ある実演コーナーのなかで、たちまち長蛇の列になっている「肉駅弁」をチェックした。
前年の本大会の実演販売の売り上げ2位、全国の駅弁大会でも毎年大行列のお馴染みの”大スター”、「牛肉どまん中」。昨年は四味(醤油、塩、味噌、カレー)をパッケージングし「味くらべ牛肉どまん中」として発売し大人気を誇った。そんなスターが今年もやってくれた。その名も「ビビンバ牛肉どまん中」(山形県 奥羽本線 米沢駅/1500円)。
蓋を開けると、ドーンと鎮座する牛の焼き肉。糸切り唐辛子のアクセント。白飯の上にはおなじみの牛のしぐれ煮、その半分には豆もやし、山くらげ醤油漬けがトッピングされている。まずは焼き肉をひと口。香りがよくそして柔かい。冷えても旨い焼き肉はしっかりと牛肉の味がする。続いては牛のしぐれ煮、甘くほろほろとする食感は、「どまん中」の代名詞だ。白いごはんも抜かり無い。
今度はレジで「お好みでお持ち下さい」とされていた、コチュジャンをちょんちょんとつけて頬張る。肉の甘さとピリ辛でご飯がすすむ。さらには豆もやしと山くらげの醤油漬けのコリコリとした食感が楽しい。付け合せは卵焼きとかまぼこ、人参と里芋煮、にしんの昆布巻きとオーソドックス。
箱には温め方が書いているのだが、冷えてしっかり旨い。本来ビビンバはしっかり混ぜて食べるものだが、1ブロックづつ味の違いを楽しむのが駅弁ではないだろうか。
駅弁のスター「牛肉どまん中」にまた新味が!
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【第55回 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会】
1月8日(水)~21(火)
京王百貨店新宿店7階大催場
午前10時~午後8時 ※14(火)は午後5時、21(火)は午後6時閉場
https://www.keionet.com/info/shinjuku/ekiben2020/
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