SOD新卒女子社員・宮崎リンがネットで話題。タイと日本の懸け橋として女優デビューも…
コロナ禍で世界とのコネクションがシャットダウンされていくさなか、ある一人の女性がタイのメディアで話題をよんでいる。彼女の名前は宮崎リン(@rin_miyazaki)。AVメーカーの最大手「ソフト・オン・デマンド」に新卒入社したばかりの女子社員であり、5月にAV女優デビューが決まっている。
彼女はタイと日本のハーフ。タイで幼少期を過ごした経験を生かして、4月20日、Twitterにタイ語で挨拶をする動画を投稿した。するとツイートはどんどん伸び、10日前は8000人だったフォロワー数が現在、78000人に。タイ語圏内で特に注目され、SNSを飛び越えネットメディアでも話題になっている。
今回、渦中の宮崎リンにその心中を聞いてみた。
「母がタイ人で、私は幼少期をタイで過ごしました。そんなこともあって、私は読めこそしませんがタイ語を話すことができます。動画を上げたのは、Twitterを始めて、私がタイとのハーフだということもあり、少しずつタイのフォロワーさんが増えていて。
それで日本の方だけでなく、タイ圏で応援してくれる人にもちゃんと挨拶したいなあと思ったからです。タイのメディアが取り上げてくれたことやタイの有名な方が引用リツイートしてく入れたことで、一気に広がっていって……自分でもびっくりです」(宮崎リン、以下同じ)
そんな宮崎、前出の通り、5月にはSOD女子社員としてDVDデビューも決まっている。大学卒業後に新卒入社した彼女が、AV女優としてデビューすることになったとは驚くばかりだ。
「SODには就活当初からとても興味があって、内定をもらった時は嬉しかったです。もともと、性産業にはすごく興味があったんです。大学では周りからすごく“清楚な女の子”というキャラ付けをされていて、エッチなことに興味はあっても、そういうことを話せる人が全然いなくて。そんな自分を変えたかったんですよね。インターンの時はADなど、裏方の仕事も凄く楽しくて勉強になりました。そして周りからの後押しもあって、デビューすることにしました」
22歳の女の子が、堂々と「性産業に興味がある」と言えるようになったのは、ある意味時代の大きな変化も感じる。デビューのことは、彼女の姉妹も知っているという。
「でもやっぱり、私は女優である前に、ソフト・オン・デマンド株式会社の一社員だという気持ちが強くあって。フォロワーさんたちが私のことを応援してくれているのはすごく嬉しいのですが、私を通して弊社を応援して頂いている、大切なユーザー様だと思っています」
と、新卒らしいフレッシュな愛社心も語ってくれた。20卒の学生は内定の取り消しなど苦境を強いられている人が多い中、まさかのアジアバズ。ある意味稀代な新卒となったようだ。
ツイッターでバズった挨拶とは?
※ツイッターに投稿した挨拶の翻訳 こんにちは。 私の名前は宮崎リンです。 私はタイ語が読めませんが、タイ語を話すことはできます。母がタイ人で父が日本人です。 私のツイッターのフォローをしてくれますか?本当にありがとうございます! 現在、フォロワーは過半数がアジア圏の外国人だという。アジアの人口の多さならではの爆発力も感じる。日本人フォロワーと、一気に増えたアジア圏のフォロワーの反応の違いを、彼女はこう語る。 「日本のフォロワーさんたちはTwitterでは主にリプライを楽しんでくれている方が多くて、応援してくれているという印象が強いです。それと比べると、海外のフォロワーさんは私の何気ないツイートを引用ツイートしてくれる人が多くて、褒め言葉もすごくストレートで。それはそれでとても嬉しいですね。 そして、タイのフォロワーさんたちがみな『日本のSOD』というメーカーを知ってくださっているということもすごく嬉しかったですね」 実際、秋葉原などの販売店では台湾や香港、タイなどのアジア圏旅行客がDVDを購入してくれることも多いという。ツイートを通してタイ現地でもまとめ記事など多くネットで拡散されており、彼女も今後、「アジアでの活動も視野に入れていきたい」と語ってくれた。ขอขอบคุณ
— 宮崎リン(巨乳)11/20Tシャツコレクション (@rin_miyazaki_) April 20, 2020
พูดภาษาไทย#タイ語#SOD女子社員 #ハーフ pic.twitter.com/Wo9jltAdSd
AVデビューはするけど…会社員としての気持ちが強い
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1992年生まれ・フリーライター。ファッション誌編集に携ったのち、2017年からライター・編集として独立。週刊誌やWEBメディアに恋愛考察記事を寄稿しながら、一般人取材も多く行うノンフィクションライター。ナイトワークや貧困に関する取材も多く行っている。自身のSNSでは恋愛・性愛に関するカウンセリングも行う。
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