ビールテイストだけじゃない!ストレスなく酒量を減らすためのノンアルコール飲料活用法
筆者が言うのもなんですが、お酒好きでも健康のために酒量には要注意です。とはいえ、飲みたいのに無理矢理我慢するのもストレスが溜まってしまいます。そんなときにうれしいのが、お酒のテイストを楽しめるノンアルコール飲料。大昔は「まずくて高い」というイメージでしたが、今はとても美味しくなっています。
なかでも有名なのは、テレビCMで見かけるビールや梅酒のノンアルコール飲料ですが、実はほかにもたくさんの商品が出ています。チューハイをはじめ日本酒やスパークリングワインのテイストが楽しめるノンアルコール飲料があるのです。
当たり前ですが、アルコールは入っていません。それでも、それっぽいテイストに仕上げられており、想像以上に満足感があります。今回、記事のためにいくつか取り寄せたり、近くのスーパーで買い集めてきたものをまとめて飲んでみました。
まずは、ノンアルコールビールをチェック。価格.comのノンアルコール飲料人気売れ筋ランキング(2020/05/18~2020/05/24集計)によると、1位がアサヒビールのドライゼロ、2位がサントリーのオールフリー ライムショット、3位がパナバックのヴェリタスブロイ ピュアアンドフリーでした。今回買ったオールフリーは5位、零ICHIは11位でした。
アルコールが入ってないので、コクを出しにくいのですが、十分すぎるほどにビール風です。キレもあります。ただ、香りがちょっとビールと違いすぎるので、違和感があることも。やはり、お酒は香りも重要です。
こうしたノンアルコールビールを作る方法はたくさんあります。主に、麦汁を発行させる過程で生成されるアルコールを抑制する方法と、後でアルコールを除去する方法に分けられます。
麦汁を薄めたり、逆に濃くしたり、酵母を変えたり、温度を変えたりします。水よりアルコールの方が早く蒸発するので、減圧して蒸発させたり、蒸留したりすることもあります。他にも逆浸透膜や遠心力を利用した機器によって、アルコールだけを除去する方法もあります。
次は、チューハイや梅酒のノンアルコール飲料です。前述の売れ筋ランキングでは、上位12位まではすべてビールテイスト飲料でした。それに次ぐ13位に入ったのが、アサヒビールのスタイルバランス レモンサワーテイストでした。ゼロハイ氷零 グレープフルーツとチョーヤ梅酒の酔わないウメッシュが同率15位です。
筆者としては、甘いとジュースのように感じてしまうので、スッキリしているほうが好みです。ゼロハイ氷零は本当にチューハイみたいで、満足感高め。グレープフルーツよりも酸味のあるシチリア産レモンもあるそうで、次はそちらにチャレンジしたいところです。
ビール、チューハイ…ノンアルコールビール飲料飲み比べ
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お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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