朝ドラ『エール』で注目したい新キャスト5名。ベテランから若手まで幅広く登場
最終回まであと約2カ月と迫ったNHKの連続テレビ小説『エール』(NHK総合・月~金8:00~8:15ほか)。後半戦終盤戦に差し掛かるこれからも、続々と新しいキャラクターたちが登場する。
吉岡秀隆が演じるのは長崎県の医師・永田武役。原爆投下直後の長崎県で被害者の治療を行っている。裕一とは著書である『長崎の鐘』がきっかけで出会うことに。吉岡の医者役といえば『Dr.コトー診療所』(フジテレビ系)での“コトー先生”こと五島健助があまりにも有名だ。
柔和で真面目で天才的な腕を持つ外科医だが自分のことにはだらしのないコトー先生に対し、本作で演じる永田医師には実在のモデルがいる。医学博士で随筆家でもある永井隆氏だ。コトー先生とはまたひと味違う、患者に寄り添う医者役をどう演じるのか期待大だ。
ちなみに武には中村ゆり演じる妹のユリカがおり、ユリカは兄である武を助けながら、原爆で荒廃した地元の復興に尽力する役どころなので、こちらにも注目したい。
裕一と音の娘役。乳児時代を演じた村田さゆみ、少女時代を演じた田中乃愛に続き、3人目の大人に成長した華がようやく登場する。やりたいことがなかなか見つからず、将来について思い悩む役どころだ。
演じる古川琴音は2018年のデビューから次々と話題のドラマや映画に出演を果たした、23歳の新進気鋭の若手女優だ。19年に公開された映画『十二人の死にたい子どもたち』ではメインキャストの1人であるミツエ役で出演し、ゴスロリファッションを好み、ときどき訛りのある話し方をするという特徴的な役柄を好演して、一躍注目を浴びた。若き演技派のお芝居に期待したい。
そこで今回はそんな新キャラの中から特に注目したい人物5人をピックアップしてご紹介しよう。
“Dr.コトー”から“長崎の医者”へ 吉岡秀隆(永田武役)
裕一と音の1人娘を演じる若き演技派 古川琴音(古山華役)
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