更新日:2021年01月18日 14:08
カーライフ

まさに奇跡の国産機!筋金入りスバリストの新型レヴォーグ評

奇跡の国内専用ステーションワゴン

 スバリストとは、スバル車を深く愛するカーマニアの一派、スバルオタクであります。そんなスバリストで、初代インプレッサをはじめ、MTのスバル車2台を所有する筋金入りのカーマニア・マリオ高野は、新型レヴォーグをどう評価したのか? 日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝いた新型レヴォーグを、カーマニア目線で評価してみました!
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NEW LEVORG

永福ランプ(清水草一)=文 Text by Shimizu Souichi 池之平昌信(流し撮り職人)=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu

新型レヴォーグの“沁みる走り”に、カーマニアの妥協点を見たり

永福:マリオよ。スバルの新型レヴォーグが日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したな。 マリオ:祝着至極に存じます。
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新型レヴォーグ プロトタイプ/「新型レヴォーグは、奇跡の国産機であります!」byマリオ高野

永福:スバリストのマリオから見て、レヴォーグはどういうクルマか。 マリオ:奇跡の国産機であります。 永福:確かにレヴォーグは国内専用車。今どきの国内専用車というと、量販が期待できる軽やミニバンばかりだが、レヴォーグはカーマニアが好む、古典的なステーションワゴンであるな。 オートクラブオートクラブマリオ:スバルが、日本のファンのためだけに、わざわざ専用設計したステーションワゴンであります。全幅を1800㎜以下に抑えるなど、かつてのレガシィ・ツーリングワゴンの美点を継承しつつ、さらに走りを磨き上げた、奇跡のクルマです。 永福:奇跡か。 マリオ:奇跡です! 永福:奇跡のわりにはMTの設定がないぞ。 マリオ:そこは無念でありますが、是非に及ばず……。
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カーマニアのためのファミリーカー
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中

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