カーライフ

パジェロやジープオーナーの反応は? 新型ディフェンダー品評会

72年ぶりに新型が登場

 たいていのクルマは数年でモデルチェンジをするため、大枚をはたいて新車を買っても数年で型落ちになる運命にあります。そんななか、このディフェンダーというクルマは72年間もモデルチェンジなしという稀有な存在。カーマニア界隈でも、ディフェンダーオーナーは一目置かれております(故障とかも含め)。果たして新型も一目置かれる?
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NEW DEFENDER

永福ランプ(清水草一)=文 Text by Shimizu Souichi 池之平昌信(流し撮り職人)=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu

その存在感は、クルマ界の黒柳徹子! 新型ディフェンダーに、脱帽です

 ランドローバーの初代ディフェンダーと言えば、超本格派オフロード四駆。1948年に登場しながらも、ベースを変えずにそのままずっと生産が続けられたという、クルマ界のスーパー黒柳徹子だ。そのディフェンダーが、なんと72年ぶりに新型に生まれ変わった!  そこで今回は、2代目ジープ・ラングラーに乗る流し撮り職人と、絶版・三菱パジェロに乗る安ド二等兵、2名の本格派オフロード四駆オーナーに集合をかけ、最近ジムニーオーナーになった担当Kと私を含めた4名で、新型ディフェンダーの品評会を行った。
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新型ディフェンダーは、’21年モデルからロングボディの110に3リッター直6ディーゼルターボエンジン(最高出力300馬力)搭載モデルも登場。お値段は754万円~
左から:Jeep Wrangler(ジープ ラングラー)、MITSUBISHI PAJERO(三菱 パジェロ)、LAND ROVER DEFENDER(ランドローバー ディフェンダー)

永福:新型ディフェンダーは、超武骨だった元祖と比べると、見た目の雰囲気があまりにオシャレすぎて、ちょっとニセモノ感があるなあ。 職人:オフロード趣味のない人に、そんなふうに言われたくないですねえ。このクルマは超ホンモノですよ。 永福:オフロードを走ったの? 職人:走りました。さすがディフェンダー。どんな悪路も走破します!
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初代ディフェンダー

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99%はオフロードを走らない
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