銀座ロレックス強盗事件、犯罪者が目をつけた“盗品ロレックス”の換金性と市場価値
―[腕時計投資家・斉藤由貴生]―
腕時計投資家の斉藤由貴生です。
先日、銀座の時計店で発生した強盗事件が世間を賑わせています。ロレックスの強盗事件ということから、私のところにもマスメディア等から問い合わせが来ています。ただ、その質問の多くは「ロレックスの相場上昇と、今回の強盗の関連性について」といったものが多く、強盗事件の背景には相場上昇が関係しているという前提があるというように感じました。
ということで今回は、ロレックス強盗事件について私の見解をお伝えしようと思います。
時計が盗まれるという事件は昔からある
なぜロレックスを狙ったのか?
1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある
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『もう新品は買うな!』 もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう |
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