「嫁が痴漢に遭った話」で欲情が復活した夫婦
―[嫁をもう一度「好き」になる技術]―
恋愛当初のドキドキ感も今は昔。既婚男性の大半は、嫁に対して「恋人」ではなく「家族」という意識を強く持っているもの。家族、母親、同居人としてしか見れなくなった「嫁」を、どうすれば「女」として好きになれるのか。オツトメではない能動的なセックスを楽しむコツとは?
◆会話にエロスを盛り込むことで“女”としての魅力を再確認
<桂木順さん(仮名・37歳)番組制作/結婚歴4年>
「嫁にムラムラするには、何げない日常会話にエロスを入れること……効果テキメンです」
外資系金融会社に勤める奥さんとは共働きの桂木さん。時間が不規則な仕事柄、家で奥さんを目にするのは寝顔だけ。すれ違い生活のなかで、夫婦の会話が減るのはもちろん、セックスレスに陥るのも時間の問題だった。
「仕事の話や友達との会話も適当に相槌を打っているだけでしたが、ある日、嫁が電車の中で痴漢に遭った話をしたとき、股間がビビッと反応したんです。『そっか、ウチの嫁も外では女として見られてるんだ』って、当たり前の事実に気づきました」
痴漢された様子を事細かに聞いてるうちに、久しく失われていた欲情がムクムクと復活し、その日、1年ぶりのベッドイン。
「それからは、いつもは聞き流していたような取引先との飲み会の話も、『どんな会話するの? えっ、それって口説かれてるんじゃないの? もしも、その男が土下座して求めてきたらどうする?』なんて具合に質問責めするようになりました。嫁もまんざらでもないようで、恥ずかしそうに頬を赤らめながら、会話にノッてくるんですよ。『共通の男友達のセックスはうまいかヘタか?』について盛り上がってるうちに、嫁が自分だけのモノであることに優越感を持てるようになるんです」
あけっ広げに下ネタを話すようになれば、自然と嫁を“女”として意識することができるようだ。
― 嫁をもう一度「好き」になる技術【4】 ―
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