更新日:2017年09月30日 13:12
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大つけ麺博2014、王者「中華蕎麦 とみ田」貫録の旨さ【第4陣・全6食レポート】

―[大つけ麺博2014]―
 10月2日(木)から開催中の「大つけ麺博 第1回みんなで選んだ ご当地つけ麺GP」。10月23日(木)からいよいよ最後の第4陣に突入。小雨が降る中、第1陣2陣3陣に引き続き初日に全6食を実食してきた。 ◆麺屋 高橋「みそつけめん」 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=736260

麺屋 髙橋「みそつけめん」

 札幌から参戦のお店。味噌つけ汁は独特のスパイシーさがあり、味噌だけでなく色々な旨みを感じる。つけ汁というより「タレ」と言いたくなる濃厚なつけ汁とつるっとした麺ととてもよく合う。「大つけ麺博」は野外イベントなのでつけ汁がすぐに冷たくなってしまいがちなのだが、こちらのつけ汁は最後までアツアツで食べられる熱さだったのが少し嬉しい。 ◆麺鮮醤油房 周平「周平つけめん」 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=736263

麺鮮醤油房 周平「周平つけめん」

 愛媛県松山市に本店を構え、香港にあるという支店が香港・マカオ版ミシュランガイドに掲載されたというこちらのお店。プリッとして噛み応えのある麺と、まろやかで不思議な酸味はクセがあり好き嫌いが別れそうだが、既存の濃厚魚介つけ麺とは一線を画す味なので、普通のつけ麺に食べ飽きた人にオススメ。 ◆頑者「“海老”ネクストレベル2014限界濃度」 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=736264

頑者「“海老”ネクストレベル2014限界濃度」

 埼玉県・川越市にある濃厚魚介つけ麺の有名店。過去のつけ麺博では「クレヨンしんちゃん」とコラボしたカレーつけ麺を出すなど、チェレンジ精神の高いお店だが、今回は通常の店で出しているスープよりも濃度を高め、そこに海老の風味をプラスしてきた。極太の麺と濃厚な豚骨魚介に海老が加わったつけ麺は、一口食べただけで虜になってしまうような旨さ。トッピングとして付いてくる「特製エビ辛スパイス」を入れると、海老の風味が増し、更にスパイシーさも加わり食べ飽きない。「さすが頑者!」と唸りたくなるつけ麺。 ◆山形 新旬屋 麺「つけ鶏中華」※「山形県産・庄内ハーフ鶏 低温熟成チャーシュー」(250円)を追加 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=736268

山形 新旬屋 麺「つけ鶏中華」山形 新旬屋 麺「つけ鶏中華」※「山形県産・庄内ハーフ鶏 低温熟成チャーシュー」(250円)を追加

 こちらのお店のつけ麺は、さらっとして鶏の旨味がたっぷり出た滋味深いつけ汁と中太の縮れ麺という組み合わせ。つけ汁の中には、鶏肉がゴロゴロと入ってつけ麺のトッピングとしては珍しい鶏もつのキンカンも入っている。更に今回は、山形県産・庄内ハーフ鶏 低温熟成チャーシュー(250円)もトッピングで追加(通常でも1枚は付いています)。鶏好きにはたまらない一品。また、無料で辛みのある酢がスポイトで付いてくるという変わった無料サービスもある。途中でそれをつけ汁に加えると辛みと酸味が加わり、違った味が楽しめる。 ◆ラーメン専門店 E.Y竹末本店「鮎とホタテの鶏つけそば」※「ローストビーフ」(200円)を追加 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=736269

ラーメン専門店 E.Y竹末本店「鮎とホタテの鶏つけそば」※「ローストビーフ」(200円)を追加

「鮎とホタテと鶏」という名前だけでは味の想像が全くできないが、鶏をベースとしてホタテと鮎の旨味が加わったつけ汁は、鶏とホタテと鮎の風味が合わさった複雑な旨味は箸が進む。こちらのお店、3枚の食べ応えのあるローストビーフが追加トッピングであるのだが、何と200円という太っ腹さ! 大つけ麺博の公式サイトの紹介には「片田舎より成り上がるべくご当地つけ麺GPを戦っていきます」とあるが、このトッピングの値段設定にその意気込みを強く感じた。是非、成り上がってほしい! ◆中華蕎麦 とみ田「王道の濃厚豚骨魚介」※「感謝盛り」(200円)を追加 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=736270

中華蕎麦 とみ田「王道の濃厚豚骨魚介」※「感謝盛り」(200円)を追加

 最後の第4陣でいよいよ登場した、つけ麺界の王者・「中華蕎麦とみ田」。濃厚豚骨魚介のつけ麺、最近はどこでも食べられる味だが、このとみ田の味は別格。少し茶色味がかったなめらかな麺、酸味・甘味など味のバランスが絶妙で王道と言うにふさわしいつけ汁はもうただただひたすらに旨い……。筆者のようなつけ麺マニアだけではなく、つけ麺をあまり食べたことの無い人でもきっと大満足の味だろう。  そしてとみ田が凄いのは味だけではない。小雨日和にも関わらず、11時の会場直後から大行列。しかしとみ田が凄いのが、イベントへの出店経験も豊富なので行列を捌くスピードも速い。

貫録すら漂うとみ田の看板

 更に昨年、一昨年と「大つけ麺博」で2年連続になったこと、日頃の感謝の気持ちを込めて何と半熟味玉が無料で付いてくるというのだから驚き。

とみ田の店頭に置かれている感謝のメッセージ

 そして今回、「感謝盛り」と名付けられたトッピングには、炙りチャーシュー1枚、極太メンマ、鶏団子、半熟味玉が付いてきて200円というのだからまたまた驚き。

とみ田のトッピングメニュー

 日々進化を止めないからこそ、これだけの味が出せるのだろうなと、つけ麺を食べながらついつい考え込んでしまった。とみ田、恐るべし……。  以上、第4陣の6店舗の中からトモMCが、独断と偏見でオススメするお店は ●中華蕎麦 とみ田「王道の濃厚豚骨魚介」  「王道」という名にふさわしい味。とにかく是非、食べてみて欲しい。  そして今回、第1陣から第4陣までの全24食を共に大つけ麺博を食べ抜いた筆者の「戦友」ならぬ「麺友」のお笑い芸人「オーストラリア」の杉渕敦氏も大のつけ麺好き。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=736274

全24食を食べ終えたお笑い芸人「オーストラリア」の杉渕敦氏

「この大つけ麺博は何と言っても、色んな味が一度に味わえるのが醍醐味です。色んな有名店が一挙に集まるこのイベントは本当に胸が躍ります。今から来年が楽しみです」  筆者も全24食を食べ抜いたが、来年どころか明日にも会場に足を運びそうな勢いである。 <取材・文/トモMC> 【大つけ麺博 第1回みんなで選んだ ご当地つけ麺GP】 公式サイト:http://dai-tsukemen-haku.com/ 日時:10月2日(木)から10月29日(水)まで絶賛開催中。 営業時間:午前11時~午後9時 会場:新宿歌舞伎町 特設会場(大久保公園) 【第4陣】10月23日(木)~10月29日(水) 【第1陣】【第2陣】【第3陣】は既に終了
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