更新日:2017年11月27日 21:31
カーライフ

「あなたにアベノミクスはきていますか?」美人コンパニオンに聞いてみた

自動車業界の景気の良さはどこまできているのか? 昨年の東京オートサロンで、コンパニオンの皆さまに聞き込みを行ったところ、29人中22人がアベノミクスで景気が良くなったと回答(https://nikkan-spa.jp/586617)。自動車業界のマインドアップを感じました。では、トヨタの純利益2兆円突破が確実視されるなか、その後の状況はどうなのか? 今年も調査してみました! ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=787104 MJブロンディ=文 Text by Shimizu Souichi 池之平昌信=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu ◆東京オートサロンでコンパニオンを直撃!アベノミクスはきていますか? 東京オートサロン 世のなかクルマ離れはしても、グルメ離れや恋愛離れ(疑似恋愛含む)はなかなかしないのは、なぜか? やっぱ食欲や性欲は生理欲だけど、いいクルマが欲しいってのは顕示とか優越とかの社会欲なので、優先順位が下だからですか?  ということで、チューニングカーの祭典「東京オートサロン2015」に行き、今年も読者さまの優先順位に従い、クルマ欲より性欲を優先した取材を行いました。ついでにコンパニオンの皆さまを対象に、昨年同様世論調査も敢行しました。  なにしろここは景気の最前線。イベント自体は出展社数・入場者数ともに過去最多を記録し、景気回復を感じさせたが、イベントの花であり目玉である彼女たちの景気はどうなのか。  質問その1「あなたにアベノミクスはきていますか?」  昨年はYESが約8割を占めたこの質問。まずは「アベノミクスって何ですか?」、「難しい~。意味わかんない」という反応が大半だった。アベノミクスという言葉自体を知ってる率が、昨年よりむしろ下がっているのを感じた。言葉の旬を過ぎたって部分もあるんだろうか? 憂。しょうがないので「お仕事増えたりギャラが上がったりしましたか?」と聞き直しました。 東京オートサロン 結果は、驚くべきことに、過半数が「してませ~ん!」だった! やっぱり消費増税の影響はデカかったのか? 比較対象は2013年になるだろうから、少なくともそこからは伸びてないことがうかがえる。コンパニオンの景況実感は正直かつ正確だ!  質問その2「支持政党はどこですか?」(政党名を知らないことを予想して、リストを見せつつ質問。ただリストに社民党を入れるのを忘れました。ま、いーすよね!?)  若年層は右傾化しており、次世代の党への支持率が高いと聞いていたが、結果はゼロ。総選挙で躍進した共産党もゼロ。生活の党もゼロ。そしてなんと民主党までゼロ!  維新の党が2人。総選挙でも予想を裏切り41議席を確保したが、維新の党はなかなかしぶとい。  公明党も2人。確認のため両名様には「創価学会ですか?」と聞いてみたが、ともに否定。支持の理由は「なんか字の感じがいい」と、「知り合いに頼まれたので。投票もしました」というものでした。 オレ「昔の同級生とかに?」 ギャル「そうです~」 オレ「その人たぶん創価学会だよ」 ギャル「そうなんですか?」  彼女は創価学会を知りませんでした。深刻な宗派対立のない日本は、本当にいい国です。  そして、自民党がダントツの14人! 自民党以外知らないので……という雰囲気をビンビン感じた。加えて、自民党に対してポジティブなイメージを持っているようで、自民党支持を表明することになんらの後ろめたさもなく、嵐のファンを公言するような雰囲気で明るく「自民党!」と答えるコも多かった。アベノミクスはきてなくても、それは不支持の理由にはなってない! 野党が苦戦する理由がよくわかる! 各党戦略を練り直してください。 ⇒【後編】「アベノミクスでカウンタックの価格が暴騰中」に続く https://nikkan-spa.jp/784092 <Q1>あなたにアベノミクスはきていますか? ・「はい」6人 ・「いいえ」16人 ・「どちらでもない」5人 東京オートサロン<Q2>あなたの支持政党はどこですか? ・「自民党」14人 ・「なし」12人 ・「維新の会」2人 ・「公明党」2人 【東京オートサロン2015】 幕張メッセでは会場が大きすぎて東京ビッグサイトで行われるのが定番化しつつある東京モーターショーとは異なり、東京オートサロンは幕張メッセが満杯に。今年はついに30万人の大台を突破。3日間で、30万9649人も来場しました ⇒東京オートサロン2015[美人コンパニオン画像集]
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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