技術もカネもあるのに日産がダメな感じがするのはなぜか?
―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
「この道を行けばどうなるものか(中略)、迷わず行けよ、行けばわかるさ」、とアントニオ猪木も言っておりますが、モノづくりは迷いの連続でございます。それでもトヨタのような絶対王者はともかく、マツダ、スバルなどは己の道をまい進し絶好調! そんななか、庶民には迷走しているように見えるのが日産。その理由はなぜか? 考察してみました
清水草一=文 Text by Shimizu Souichi
◆日産に必要なのは少年ジャンプの“努力、友情、勝利”的わかりやすさだ!!
日本の自動車産業は、アベノミクスの超優等生! 各社最高益を更新してお国に山ほど税金を払いながら、世界最先端技術で日本のテクノロジー立国ぶりを世界にアピールしてくださっている。ありがたくて涙が出ます。
主役はなんと言ってもトヨタ様ですね。世界初の量産ハイブリッドカー・プリウスで世界を震撼させたのはもう18年も前ですが、今年は世界初の量産型燃料電池車ミライを発売。年間営業利益も3兆円に迫るなど、日本経済の屋台骨を背負う尊いお姿に本当に涙が出ます。
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