「中国版ウィキリークス」創設か!?
今年も中国サイバー事情から目が離せそうにない。昨年末、文科省のサイトが改竄され中国ハッカーが署名を残していた事件が報じられた。従来ならただの自己顕示欲と見られたが、現在はズバリ「解放軍からのスカウト目的」である可能性が高い。中国ハッカーを観察していると、活発にWeb改竄を行っていた若者がある日突然、姿を消したりする。昨年、三菱重工業へのサイバー攻撃が話題になったときも、東京三菱UFJ銀行のシステム侵入経路を半年間執拗に探っていた貴州の有名ハッカーが、突如音信不通になった。
また、日本ではほとんど報じられなかったが、すでに昨年12月から今年1月にかけ、中国では史上最大の個人情報漏洩事件が発生。これが「中国版ウィキリークス」の前触れではないかと言われている。中国の「金盾工程」と呼ばれるネット監視システムは、人工知能に近い電子的解析能力のほか、膨大なマンパワーに支えられている。習近平の国家主席就任に際し、この金盾工程や政府内部の反体制派が民主運動家らの助力を得て、機密情報を大量漏洩させることは、データ発信さえ中国国外から行えば十分にあり得るのだ。
― 2012[(危)サイバー事件]大予測【6】 ―
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