ファッション感覚でオナニーを語りたがる女子が急増!?
ファッション感覚でオナニーを語りたがる女が異常発生中! 「趣味はオナニー」という彼女たちは、各地で仲間を増やすべくオナトークを展開する。その会合に、オナニー経験ゼロの女性記者がおそるおそる潜入した
◆心からオナニー大好き!ピュアな気持ちで熱弁
日夜Twitterを徘徊するのが生き甲斐な記者Mは、ある日リツイートされてきたURLに目を疑った。それは、女性が個人でやっているUst番組「女ニー会」(女子オナニー会談、略して女ニー会)。見てみると、ごく普通の20代の女性が、顔出しでただひたすらオナニーについて語っている。しかも、わりと無表情で淡々と。音声がなければ、よもやオナニーの話をしているとは到底思えないほどの生真面目さが画面から伝わってきた。特に女のエロ業界で働いているわけでもなく、“女サブカルスター”(イラストなどを駆使して毒を吐く女性コラムニストなど)の座を狙っている様子もなさそうだ。ああ、この人、本当に心からオナニーが好きなんだな……。
確かにここ数年で、SNSの台頭からか、女性が性について語ることへの壁がずいぶん低くなった。女性がセックスについてツイートするのはさして珍しいことではない。ならば、オナニートークをしたがる女性が増えていてもおかしくないのかもしれない。そこで、「趣味はオナニー☆」とカジュアルに自慰にいそしむ女性たちの調査に乗り込んだ。
◆オススメを教え合うその姿は女子会そのもの
まずは、Ust「女ニー会」の女性に会いに、はるばる大阪へ。奈津子さん(仮名・26歳)は、周囲でオナニー話をできる友達がいないからとUstを始めたそう。
「一日3回オナニーしますが語る友達がいなくて寂しいです。男が毎日していても普通なのに、なぜ女だとギョッとされるんでしょう」
憤る奈津子さんだが、全世界に向けて顔出しでオナニー話を発信していることについては特に危険や疑問を感じてはいないよう。あくまでもただ純粋に趣味について語っている感覚なのだろう。
奈津子さんがネットで知り合ったオナニー友達だという、美穂さん(仮名・28歳)も語る。
「私はジムでのトレーニング感覚でオナニーしています。頻度は週3程度。11歳からオナニーを始めましたが、最初はイクまでに1時間半くらいかかって。徐々にタイムを縮める努力をしました。部活のようなものですね」
美穂さんは最近では、“オナニー女子会”と称して、オナニートークをできる友人を集めた女子会を開いているとのこと。
「そういう話をできる友達を見つけるのは苦労しました。セックスの話はよくするけど、なかなかオナニーの話にはならない。セックスでイケない、って話題になったときに、『でもひとりでしたらイケるよね?』とさりげなく言ってみたり(笑)」
オナニーグッズの布教にも熱心で、この日も美穂さんはオススメのグッズを奈津子さんにプレゼントしていた。オススメを教え合い、悩みを共有。そこらの女子会で繰り広げられているのと何ら変わりない光景だ。話題がコスメではなくオナニーという点を除けば。
※続きはこちら⇒「のぼり棒は性具です」人生を自慰に捧げる女たち(https://nikkan-spa.jp/286791)
取材・文/SPA!女のオナトークを聞き隊
― オナニー女のあくなき探究心が暴走中【1】 ―
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