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ニコニコ本社で脱出ゲーが開催! 脚本家・ひろゆきが魅力を語る

ニコニコ本社爆発,ひろゆき

ひろゆき氏(脚本を担当)

 4月6日、原宿・ニコニコ本社にて、体験型謎解きゲームイベント「ニコニコ本社爆発」がスタートする(~20日までの全9回)。開演に先立ち、先日行われた「デバッグ公演」と題されたプレビューイベントの模様と、脚本を担当した元ニワンゴ取締役のひろゆき氏(西村博之)にイベントのみどころを聞いた。 ⇒【画像】イベントの模様(ネタバレなし)
https://nikkan-spa.jp/417723/2525bomb_01
 イベント開催のキッカケは、ドワンゴのボードゲーム部に、ひろゆき氏が「体験型イベントやったら面白いんじゃない?」と言ったところからはじまったという。準備も“業務時間外”で行われたという話も飛び出し、急遽開催されることになったというニコニコらしいスピード感あるイベントだ。  ゲームの内容は、1時間という制限時間内に、チームで協力して謎を解き、本社に仕掛けられた爆弾解除のためのコードを導き出すというもの。ひろゆき氏の「頭いい人だけが活躍するようなゲームにしたくなかった。どんなタイプの人でも何かしら役割を担えるようなゲームになれば」というこだわりは、知力だけでなく、味覚、触覚、聴覚を使う謎解き要素から感じられた。  今回参加したのは、ドワンゴ社員、メディア関係者、ユーザーなど計6チーム約30人。そのうちクリアできたのは、1チームだけだった。クリアしたチームは、リアル脱出ゲームイベントを多数手がける企業「SCRAP」のスタッフや関係者のパズル作家からなるチームで、約30分で全ての謎を解いてしまった。
ニコニコ本社爆発

イベントの模様

 謎解きのプロからみて、ニコニコのつくった謎は簡単すぎたのだろうか? SCRAPスタッフの堺谷さんは、「脱出ゲームではあまりみないパターンの問題もあり新鮮でした。最後の演出もおもしろく、楽しかったです」と、楽しめた様子だった。“最後の演出”については、ひろゆき氏も「これは問題と関係ないだろうというところを問題にしたり、すべてに“裏をかく”という点にこだわりました」と言っていただけに、狙いどおりといったとこだろうか。  ちなみに、SPA!取材班は、「謎解きは得意だから任せろ!」と自信たっぷりだった記者の朝井と、「受付の運営さんが美人だったからもう満足」と開始からユルいテンションだった筆者で挑んだが、最後の謎2つ前までしかたどり着けなかった。ドヤ顔で解けたと思った謎も、ヒッカケ問題にまんまと釣られてしまっており、久しぶりに心から悔しい思いをした。他参加者からも同様に「そこも関係あるのか!」という悔しそうな声が聞こえた。  ニコニコ超会議2の開催も目前にひかえ、何かと話題に欠かないニコニコ。原宿のニコニコ本社に遊びがてら、謎解きに行ってみてはいかがだろうか。
ニコニコ本社爆発

爆弾魔

●「ニコニコ本社爆発」特設サイト http://niconazo.jp/ 【開催日時】 4月6日(土)、7日(日)、13日(土)、14日(日)16:00~17:30/19:00~20:30 4月20日(土)19:00~20:30 【チケット料】2525円(税込)【定員】40名 <取材・文・撮影/林健太>
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