MSが「マインクラフト」製作会社を買収した狙いとは?
sm15565530)では、『機動戦士ガンダム』でお馴染みの宇宙戦艦ホワイトベース、その内部にガンダムやガンキャノンといったモビルスーツが再現されていた。
◆minecraft技術部、牧畜部 デジタル版ブロック遊びならではの要素が、プレイヤーの体力や空腹度といった設定、そして食料となる豚や鶏などの生き物の存在だ。プレイヤーは食料を探して歩きまわるのが面倒になってくると、人類が狩猟から畜産化したように、プレイヤーも食料の確保を産業化していく。 ⇒ニコニコ動画【minecraft】実用的な鶏飼育&焼き鳥工場【1.0.0対応】sm16525490 こちらの動画では、タイトルどおり、鶏から卵を回収、屠殺して焼鳥にするといった流れをスイッチのみで可能にした建造物を紹介している。ゲームのバージョンによって仕様が変更されるため、現在はこの通りのやり方では使えないようだが、仕組みの解説自体が面白く、工場見学をしている気分になってくる。 仲間と巨大な建造物に挑戦するもよし、黙々と画期的な回路を改良・発明するもよし、さまざまな遊び方ができそうだ。マイクロソフトは自社プラットフォームに限らず、現在リリースされている各種プラットフォームでも引き続き展開していくと発表している。マイクロソフト買収により、新規ユーザーの流入や、ゲームの楽しさが広がっていくのか注目だ。 <取材・文/林健太>
9月15日(現地時間)、米マイクロソフトは人気ゲーム「マインクラフト(通称:マイクラ)」開発メーカーのモヤンを25億ドルで買収することを明らかにした。マインクラフトは、広大な世界のなかに、ブロックや水などの要素を組み合わせて世界をつくっていくデジタル版ブロック遊びのようなゲームで、日本国内でも一部ゲームユーザーに人気のロングセラータイトルだ。
米マイクロソフトといえば、2011年にはスカイプを85億ドルで買収、2013年にノキアの携帯電話事業の買収および各種ライセンス料として計54億4000万ユーロ(約72億ドル)を投じている。大型買収が続いているが、他の大手IT企業も下記のような大型買収をしている。
2006年、グーグルがユーチューブを16億5000万ドルで買収
2012年、フェイスブックがインスタグラムを10億ドルで買収
2013年、ヤフーがタンブラーを11億ドルで買収
2014年、フェイスブックがオキュラスVRを20億ドルで、ワッツアップを190億ドルで買収
これらの買収額と比較すると、ヒットタイトル1本のみを抱える1ゲーム製作会社に25億ドルというのはかなりの大型買収にみえる。ただし、25億ドル未満で買収されているウェブサービスは、当時は収益化に成功しているとはいえない事業であった。PCをはじめ多くの家庭用ゲーム機、iOSとAndroid版もリリースして成功しているマインクラフトと比べると、大きな違いはある。
ただし、今回のマイクロソフトによる買収は、ヤフーが若年層のユーザーを多く抱えるタンブラーの「ブランドを買った」ことと似ていると見る向きもある。今後、既にリリースしているマイクロソフトのXbox 360、Xbox One版に加え、未リリースのウィンドウズフォン版を登場させるなど、マイクロソフトの新しい顔になっていくのかもしれない。
今回の買収で話題となったマインクラフトだが、日本でもニコニコ動画でのプレイ動画をキッカケに人気となっている。実際、「Minecraft」で検索すると、動画8万2036件、静画3万5153件、生放送2万6629件がヒットした(2014年9月16日時点)。いくつか人気の定番動画を紹介しよう。
◆Minecraft再現シリーズ
マインクラフトの世界には、さまざまな種類のブロックが存在し、現実の世界にある建造物や街自体を再現できる。子どものブロック遊びとは桁違いのスケールで作られた建造物には、途方もない時間がかけられている。
たとえば、「ホワイトベースをMinecraftで建造してみた」(◆minecraft技術部、牧畜部 デジタル版ブロック遊びならではの要素が、プレイヤーの体力や空腹度といった設定、そして食料となる豚や鶏などの生き物の存在だ。プレイヤーは食料を探して歩きまわるのが面倒になってくると、人類が狩猟から畜産化したように、プレイヤーも食料の確保を産業化していく。 ⇒ニコニコ動画【minecraft】実用的な鶏飼育&焼き鳥工場【1.0.0対応】sm16525490 こちらの動画では、タイトルどおり、鶏から卵を回収、屠殺して焼鳥にするといった流れをスイッチのみで可能にした建造物を紹介している。ゲームのバージョンによって仕様が変更されるため、現在はこの通りのやり方では使えないようだが、仕組みの解説自体が面白く、工場見学をしている気分になってくる。 仲間と巨大な建造物に挑戦するもよし、黙々と画期的な回路を改良・発明するもよし、さまざまな遊び方ができそうだ。マイクロソフトは自社プラットフォームに限らず、現在リリースされている各種プラットフォームでも引き続き展開していくと発表している。マイクロソフト買収により、新規ユーザーの流入や、ゲームの楽しさが広がっていくのか注目だ。 <取材・文/林健太>
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