LINEクリエイターズスタンプ人気1位「寿司ゆき」作者を直撃! 気になる初日の売り上げは?
5月8日、一般ユーザーによるLINEスタンプ「クリエイターズスタンプ」の販売が開始された。これまでは、企業によるマンガやアニメのキャラクターを使ったスタンプなどが販売されていたが、これからはプロ・アマ、個人・企業を問わず誰でも40個1セットのスタンプを一律100円で販売できるようになったのだ。
すでに400種類近いスタンプが登場しており、ランキング上位にはプロのイラストレーターと思われるユーザーが多い。クリエイターズスタンプをつくっているユーザーとはどんな人なのか? 実際、儲かるのか? 5月8日夕方時点で1位となっていた、かわいらしい表情の付いた寿司ネタのスタンプ「寿司ゆき」作者の「あわゆき」さんに話を聞いた。
あわゆきさんは、Web制作を本業にしており、Twitterのアイコン用に多数のイラストを趣味で描いている女性。
「昨年の12月、クリスマスまで毎日アイコンを描いてアップしていたとき、『寿司ゆき』が生まれました。もともと寿司が大好きで、特に好きなネタは鯖などの光り物系と鯛です。内容が被らないよう40個の案を出すのは骨が折れましたが、途中経過をTwitterに投稿して友人からのリクエストを聞きながら作りました。海外でも使ってくださる人がいればと思って、スタンプ内の文字は英語にしました」(あわゆきさん。以下同)
「寿司ゆき」は何種類かのネタと、シャリの部分に目と口があるシンプルなスタンプだが、表情が豊かで会話に使えそうなバリエーションがそろっている。回転寿司のスタンプは2種類あり、「レーンで『Hello♪』と現れてからひとネタかまして、『See you♪』と投げ逃げする」という使い方がオススメとのこと。
そして、気になる売り上げだが、作者は随時レポートが確認できるという。
「DL数が出ないので正確には分からないのですが、販売開始から1時間後ぐらいの時は50前後だったと思います。昼下がりはそのままじわじわ増えていって、18時前後あたりでかなり伸びました。初日の6時間の売り上げで、すきやばし次郎に行けるかもしれません」
通常とは異なる購入方法のため、現時点ではまだ買いたくても買えない人も多いのではないだろうか。今後も順調にダウンロード数が伸びれば、毎日でも3万円18貫のコースを味わえるかもしれない。
「40個ネタが作れれば寿司ゆき第2弾を作ってみたい気もします」
今後も個性的な「クリエイターズスタンプ」の登場に期待したい。
●寿司ゆき
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