携帯⇒スマホへの移行で変化した「ネットの出会い」
’80年代~’00年代にかけて、ナンパ師が日夜あの手この手で女のコを引っかけるナンパの“聖地”がいくつもあった。そうした場所はどうなったのか? 現状を探ってみた
◆携帯の進化とともにサービスも変化!出会い系サイト今昔
携帯電話の登場により、ゼロ年代から一気に広まった出会い系サイト。草創期は「出会い募集掲示板」式であり、その代表格的なサイトが『スタービーチ』だった。
「当時はまだ携帯電話にカメラが付いてないため、本当に暇潰しの素人娘が多かった。ただ博打要素はかなり高かったですね(笑)」
とは、出会い系攻略に強い月刊誌『裏モノJAPAN』編集T氏。そして携帯電話にカメラ機能が付き、文字だけのやり取りは終わり、さらに出会い市場は活性化。
「’05年頃を境に『ハッピーメール』『YYC』の有料出会い系サイトに移行。同時期にサクラを雇う悪質サイトも増え始めて、大金を注ぎ込む男性が増え社会問題に」
そして「出会い系規制法」を機会に悪質サイトは消滅し、同時にSNSが台頭。スマートフォンも普及し、ネットでのナンパ事情も大きく変わってくる。
「GPS連動で近くのユーザーがわかる『スマとも』などスマホの機能を活用するサービスが台頭してきました。また、フェイスブック連動のマッチングサイト『Tinder』、サイバーエージェントの子会社が行う『タップル』などが今後ブームになりそうです」
既存の出会い系は援交系が多数を占め、まっとうなナンパを求めるユーザーは離れつつある。
― ’80年代~’00年代、あの[ナンパスポット]の今【4】 ―

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