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“マスク詐欺”で話題のYouTuberが、14歳で動画投稿を始めて200万フォロワーを超えるまで「昔から人間観察をよくしていて」

コロナ禍の2021年に“マスク詐欺”の動画で一躍有名に。現在、動画クリエイターとして活動するmomohahaさん。
momohaha

SNSの総フォロワー数は200万人を超えるmomohahaさん

中学2年生から6秒動画投稿アプリ「Vine」に動画投稿を始め、その後はTikTokやYouTube、Instagram、X(旧Twitter)など、さまざまなSNSに展開。持ち前の演技力や“あるあるコント”、美容・ファッションに関する動画を発信し続け、SNSの総フォロワー数は200万人を超える。 momohahaさんの動画に対する情熱や、寸劇スタイルが生まれた背景、ネタ動画を作る上で意識していることに話を聞いた。

小学校の頃は人見知りで悩んでいた時期も

母親が日本人、父親がアメリカ人のmomohahaさん。小学校1年生までは、アメリカの米軍基地の中にある小学校に通い、その後は日本の小学校に転校したという。 今でこそ、明るいキャラで面白い動画を投稿しているが、「小学校の頃は人見知りで、本当にどうしようかと思っていた」と幼少期を振り返る。 「そんな自分を変えるきっかけになったのが、『ディズニー・チャンネル』との出会いでした。ディズニーの作品は明るくてポジティブじゃないですか。自分自身、すごく影響されやすい人間なので、その世界観にハマっていきました。 そこから学校でミュージカル曲を歌うようになったり、寸劇みたいなのをやるようになったんです。また、同じクラスの男子と一緒にお笑いコンビを組んで、学校のお楽しみ会で披露したりと、『自分がみんなの前に出て何かをする』ことが多くなりましたね」(momohahaさん、以下同) 小学校の個人面談では、先生が「娘さんはお笑い芸人にした方がいい」と母親に伝えるほど、自然と学校でも目立つ存在になっていったそうだ。

14歳から始めた動画投稿。ライバル心と友情の狭間で…

momohahaそして、中学校2年生から「Vine」で動画の投稿を始めるようになる。 「その頃は動画の編集アプリがなく、動画を撮って友達に送る延長線上でアプリを使っていました。動画を保存したら勝手に投稿される仕組みで、知らない間にどんどん動画が公開されていたんですよ。当初はあまり続ける気がなかったんですけど、その時期のVineにはハーフの人気投稿者がいて刺激を受けていたんです。 兄に『私も意外にいけるかな?』と聞いてみても『絶対に無理だね』と言われ、すごく悔しかったので、ちょっと頑張ってみようと思いました。自分の親友も一緒にVineをやっていたので、その子には負けたくないという気持ちもありました」 高校生になると動画配信アプリ「MixChannel(現 ミクチャ)」を友人と始め、“リップシンク(口パク)”や“双子ダンス”などの動画を投稿していたが、「動画投稿によって、友情が崩れるのは嫌だった」と当時を回想する。 「私は純粋に動画が好きで、特に辛いとか大変とかは感じずに楽しく活動していました。でも、友達と一緒に始めたこともあって、自分の方が『いいね数』が多いと、あまりいい顔をされないというか。 最初はあまり気にしなかったんですが、次第に『もうやる気がなくなっちゃう』と相方に言われるようになって、結構大変だなと感じてしまい、結局1人でやることになりました」
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思わず見たくなる“ネタ動画”の秘訣
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1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

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公開情報
momohahaさん出演ショートドラマは
2/12(水)・2/14(金)
UQ WiMAX公式ドラマアカウントにて公開予定
https://www.tiktok.com/@wimax5g.drama.official
企画・制作:studio15株式会社
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