【サラリーマン副業の実態調査】月5万円の壁は超せるのか?
◆副業で月10万円は、決して絵に描いた餅ではない!!
SPA!に限らず、ビジネスマン向けの雑誌で「副業」特集は定番中の定番。だが、実際に副業をやっている人に出会う機会は意外と少ない。
今回、SPA!が30~40代のビジネスマン200人にアンケートを実施したところ、現在進行形で「副業をしている」と答えた人は18%と、やはり少数派。とはいえ、注目すべきは「副業をしたことはないが、興味はある」と答えた人の圧倒的な多さ(43%)だ。
⇒【グラフ】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=725415
副業といえば「小遣い稼ぎ」のイメージが強い。アンケートでも、副業に関心を持つきっかけとして最も多かったのは「自分の自由になるカネが欲しい」(54.8%)。だが、それに迫る数の回答を得たのが「本業の収入だけでは家計が苦しい」(48.6%)。「子供が大学の薬学部に入学し、多額の学費を捻出しなければならなくなった」(48歳・男性)、「共働きをしていた妻が体を壊して退社。その分の稼ぎを補填したい」(32歳・男性)など台所事情は人それぞれだが、いずれにせよ人生に予想外の出費はつきもの。稼ぎの手段は多いに越したことはない。
……にもかかわらず、実際に副業を持つ人が少ないのはなぜか。その背景には「理想と現実のギャップ」がある。転職サイト『DODA』が’11 年に行った大規模調査によると、平均的な副業の収入は月4.3万円。「月5万円の壁」とは、巷でもよく言われることだ。
しかし、SPA!のアンケートでは過半数が月5万円以上の収入を希望。月10万円以上を希望した人も20%近くいる。これを実現するには、時給1000円クラスのバイトでは本業に支障をきたしかねないほど長時間働かなければならない。一方、高報酬の副業には「高度に専門的なスキルが必要」(もしくは「ヤバい」)というイメージが。そんな理由から、「副業で稼ぐのは現実的ではない」と敬遠してしまう人が多いのではないだろうか。
しかしSPA!では、そんな思い込みを覆していきたい。数ある副業を検証した結果、「これなら月10万円も決して絵に描いた餅ではない」と確信したものを次回より紹介していこう。
⇒【次回】「人脈がある人はオーガナイザーで月10万円」に続く https://nikkan-spa.jp/715986
Q.副業の経験はある?(会社員・派遣社員200人に質問)
・「現在、副業をしている」18%
・「以前、副業をしたことがある」12%
・「副業をしたことがない。ただし興味はある」43%
・「副業をしたことがない。興味もない」27%
Q.「副業をしない理由」トップ3(上で「副業をしてない」と答えた164人に質問)
・「時間的な余裕がない」52人
・「会社で副業が禁止されている」35人
・「副業に生かせそうなスキルがない」34人
・「体力的な余裕がない」33人
・「やってみたいと思う副業がない」27人
Q.副業で月にいくら稼ぎたい?(「副業に興味がない」以外の146人に質問)
・「1万円未満」7人
・「1万~5万円未満」50人
・「5万~10万円未満」48人
・「10万~15万円未満」18人
・「15万円以上」10人
・「金額は特に気にしていない」13人
※平均的な副業収入(月4.3万円)を超えて稼ぎたい人が過半数!!
イラスト/深川直美 アンケート協力/アイオイクス
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