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ご当地ヒーロー発祥地は、鹿児島だった! そして本当の元祖は!?

 先日、茨城のご当地ヒーロー「時空戦士イバライガー」で活躍している男性が、逮捕される事件があった。それまで、その分野についてあまり知らなかったSPA!だが、調べてみると、全国に数多く存在することがわかった。しかも、彼らはみな、地元のために熱意を持って活躍しており、今回のダークなニュースを払拭するべく、奮闘しているのだった!

◆離島戦隊タネガシマン(鹿児島)
ご当地ヒーロー発祥地は、鹿児島だった! そして本当の元祖は!?


 現在、全国で数百団体も存在するご当地ヒーロー。このブームの先駆けは、’99年8月に結成した鹿児島県種子島にある「離島戦隊タネガシマン」と言われている。そこでタネガシマンを企画・運営している種子島アクションクラブ(略称『TAC』)の企画渉外担当者に真相を聞いてみた。

「『自分たちのオリジナルヒーローを創ろう!』と、飲み会であるメンバーが酔った勢いで言いだしたのが、結成のきっかけです。社会的意義など大それたことなどはまったく考えずに、ヒーロー好きのメンバー自身が、『大人のヒーローごっこをどこまで極められるのか!?』と、可能性を試そうとしたのが最大の目的で……。結果的には、地域社会にも貢献できましたが(笑)」

「地域活性化」のために誕生したのかと思いきや、ヒーロー好きが高じての結成だったとは意外だ。しかし、先駆者ならではの苦労も多かったのでは?

「全国的に紹介されてないだけで、実は多くの“先輩”がおられます。例えば同じ鹿児島には『爆煙仮面カゴシマン』という大先輩がいて、我々も造形技術に関してお世話になりました」

 彼らの前にも先輩がいた!? 調べてみると、『爆煙仮面カゴシマン』は’84年に鹿児島の特撮映像研究団体が自主製作した映画に、登場したキャラクターであることが判明。この映像作品の予告編で「闘え!ぼくらのローカルヒーロー」というキャッチコピーを使っており、これが「ローカルヒーロー」という言葉が使われた最初だとか。

「確かにその通りです。活動したのは1年くらいでしょうか。もともと映画作りが一番の目的で、大学で上映したら受けまして。その後も反響があって、地元の団地の夏祭りで『うちでもやらんね?』と声をかけていただき、ちょくちょく地元で実演しました。でも、町おこしとしてのヒーローで、最初に活動したのは、タネガシマンですよ。それは、間違いありません(笑)」(カゴシマンの制作関係者)。

 さらに続けて、今のブームについてこう語ってくれた。

「ポリシーを持って、一からオリジナルのキャラクターを作っていく分にはいい。でも、一部のヒーローには、そこを深く考えず、茨城の「イバライガー」のような著作権事件を起こしたりする輩もいる。それで正義やヒーローを名乗ったりするのが残念ですね」

◆来年で10周年を迎える「カゴシマン」。現在も町内の夏祭りから学校行事、結婚披露宴まで県内外のイベントに引っ張りだこだ

◆「オモチャキッド制作スタッフBLOG」 http://omochakid.blog12.fc2.com/blog-entry-42.html
元祖・ご当地ヒーロー「爆煙仮面カゴシマン」の雄姿は唯一、上記のサイトで見られる

― 地元のアイドル[ご当地ヒーロー]奮戦記【1】 ―




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