エンタメ

ミュージシャン・岡崎体育「『MUSIC VIDEO』の反響がここまであるとは予想してなくて(笑)」

――「自分には合わない」だけじゃなくて、「それサムい」「恥ずかしい」感は?

「自分はメッセージ性のないタイプのミュージシャン」だと語る

岡崎体育:別に否定してるわけではないんですが、僕が自分で歌うのは恥ずかしいなと思ってます。だからあんまり意味のない歌詞であったり……「スペツナズ」とかもそうなんですけど、言葉遊びで書いてたり。メッセージ性は特にないんですよ。 ――「僕の思いをきいてくれ」的な思いは……。 岡崎体育:それはあんまりないタイプのアーティストですね。自分がこういうメッセージを伝えたいとかじゃなくて、リスナーに重きを置いてるというか。曲を作る時に、聴いてくれる人が、どういうふうに岡崎体育を受け止めてくれるかをまず考えるので。お客さんにおもしろいと思ってもらえるには、いいと思ってもらえるにはどうしたらいいかを考えますね。レーベルとの契約に至ったのもそうなんですけど、とにかく人と違う、目立つことをしないと声もかからないし、お客さんにも反応してもらえないので、ネタ曲をやってますね。 ――じゃあ「MUSIC VIDEO」で注目が集まった時は「そら見たか!」という気分だったんですか? 岡崎体育:いや、作戦成功したことには間違いないんですけど、ただ、ここまでの反響があるとは予想してなくて(笑)。いろんな人が観てくれて、今(5月11日時点)、200万回再生を超えたんですけど。テレビで取り上げられたりとかするとまでは思ってなかったですよ。だからそのぶん、次回作がすごい期待されてると思いますね(笑)。次、絶対にコケられないんで、だからもう、今、毎日、自分の脳ミソとの勝負ですね。ただ、映像監督の寿司くんは、「次こそおカネかけて作りたい」って意気込んでるんで、それはやらしてあげようと思って。もう次の作品の発想はあるんですけど、それがすごく予算のかかることだったり、人手が要るものだったりするので、それの実現に向けて、今、CDを売ろうと思ってがんばってます、はい。
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ネタ曲ばっかりだと、それしかできない人で終わってしまう
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BASIN TECHNO

京都出身、関西をベースに活動するソロ男性アーティスト「岡崎体育」のメジャーデビューアルバム

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