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ミュージシャン・岡崎体育「『MUSIC VIDEO』の反響がここまであるとは予想してなくて(笑)」



――ただ、ネタ曲にしても……よく言われるでしょうけど、曲自体がいいですよね。だから、正攻法で勝負できない人が奇策に走ったんじゃなくて、正攻法でいける才能がある人が奇策も使っている感じがするんです。

岡崎体育:ああ……まあでも、「スペツナズ」とか「エクレア」で僕が表現したいことは、「基盤があるぞ」ということなので。ネタ曲ばっかりだと、それしかできない人で終わってしまうんですけど、同じCDの中にまじめな曲も収録することで、自分の活動に説得力を持たそう、という意識はあります。

知名度と共にバイト先のスーパーでも地位が上がっているとか

――ネタ曲も「ああ、ネタだね」っていう感じじゃないですもんね。

岡崎体育:そうですね。トラックに関しては、かなり作りこんでるので。音楽に詳しい人が聴いた時に「ネタ曲やな」で終わらへんようにしよう、っていう努力はしてます。「これネタ曲やけど、トラックめっちゃかっこええやん」と思ってもらえたら、話題になったけどサーッと消えていく可能性は低くなるんじゃないかな、とは思ってます。

――今でもスーパーマーケットのアルバイトは続けておられるんですよね。東京に出てきて、ミュージシャン活動に専念しようとは思わないですか?

岡崎体育:でも、もう今の時代は、ネットでいろいろやり取りできるんですよね。地方で活動してるアーティストもすごくたくさんいるし、tofubeatsくんとかもそうですよね。だから体を東京に置く必要はあんまりないと思っていて、地方からでも全然発信できるし、今回の「MUSIC VIDEO」でそれを証明できたかなと思っているんですよ。こうやって取材を受けてる中で言うのもナンですけど、自分で発信できる時代なので。だから、東京に出る必要は、そんなにないかなと思っています。自分から出るんじゃなくて、「忙しくてもう出ざるを得えへん」という状況になったら東京に出てこようかと思っていますね。

<取材・文/兵庫慎司>

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BASIN TECHNO

京都出身、関西をベースに活動するソロ男性アーティスト「岡崎体育」のメジャーデビューアルバム





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