イザという時、失敗しない「葬儀業者の選び方」――悪い業者は「棺桶」で見分けろ!
―[考える葬儀屋さん/赤城啓昭]―
意外と知らない通夜やお葬式でのマナー、業界の裏事情を綴った今、注目のサイト「考える葬儀屋さんのブログ」。「ライブドアブログ OF THE YEAR 2015」にも選ばれた同サイトの管理人・考える葬儀屋さんに聞いた、恥をかかない今のうちに知っておきたいお葬式の常識とは――。
葬儀屋さんブロガーの「考える葬儀屋さん」と申します。
今回は葬儀屋さんが同業者を良心的かそうでないか、どうやって見分けているかについてお教えしましょう。
その見分け方とは「葬儀屋さんが販売している棺の値段を見る」です。
棺の値段は高いものなら檜(ヒノキ)の300万円から安いものなら中国産の3万円を切るものまでありますが、もちろんただ値段の高い安いを見ているわけではありません。
人が亡くなるタイミングは予測が難しいため、棺は急な納品が必要とされます。そのため、棺メーカーは大体自社で流通手段を持っており、葬儀屋さんはできるだけ地元に近い棺メーカーから購入することが多いのです。
そして棺メーカー自体、数が少ないので、同じエリアの葬儀屋さんたちは大体、同じ棺メーカーから棺を仕入れることになります。
つまり、他の葬儀屋さんが販売している棺の原価はまるわかりなのです。販売するときは棺に葬儀屋さん独自の商品名をつけて販売していますが、画像をみれば、あれはもともと◯◯◯という棺で仕入れ値はいくら、というのが私には大体分かります。そして、その棺をいくらで販売しているか、言い換えるならどれくらい利益を乗せているかで、その葬儀屋さんが良心的かそうでないかを見分けることができるのです。
それにしても他にも仕入先が同じ商品はあるはずなのに、なぜ棺に着目するのでしょうか。
それは葬儀屋さんの扱う物品の中で、棺がもっとも好きなように値付けができるからです。当たり前のことですが、消費者の皆さんは日頃棺を買うという経験がないので、この棺の適性価格は何円くらいという目利きができません。そのため、悪い葬儀屋さんは棺に法外な利益を乗せて販売しようとするのです。
だから、「葬儀屋さんが販売している棺の値段を見る」。言い換えるなら、適正な利益を乗せて販売しているかどうかをみることで、その葬儀屋さんが良心的かそうでないかを見分けることができるのです。もちろんこの方法はプロ、すなわち葬儀業界内にいる人でないと使えません。
では、消費者である読者のみなさんがこの方法を応用するにはどうすればいいでしょうか?
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『子供に迷惑をかけないお葬式の教科書』 20年間に渡る実務で蓄積された知識と、とり行ってきた葬儀セミナーの内容が盛りだくさん
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