中でも、特に不倫に走りやすいのは、高校時代に恋愛の話などまったくしなかった女性たちだ。 「大学2、3年生で初めて彼氏ができるタイプのコですね。最初は特別派手ではなく、優等生的な恋愛をするんですが、社会人になってから急変するんです」（26歳・栃木の公立女子高出身・港区在住） 「高校時代はすっごく地味で、同志社大に行ったコが就職でこっち（東京）に来てからビッチになりました。私は高校時代から教室でガンガン下ネタを言うタイプだったんですけど、彼女はずっと無視。なのに今は経営者と不倫して恵比寿の1LDKに住ませてもらってる」（26歳・群馬の公立女子高出身・世田谷区在住） 　公立女子高出身者が不倫に走るのは、彼女たちの進路によるところも大きい。 「私立の女子高と違って、公立に通うコたちは家庭環境もバラバラ。質素な家庭も少なくないし、キラキラした世界とも無縁。当時のクラスは親が公務員というコが大半でした。なので学生時代まではとにかく勤勉。でも、社会人になると否応なしに世界が開けます。私を含めて大学はほとんどがMARCH以上だし、就活もがんばるから大手企業に務めてる同級生が多いです。だから大学卒業後の23歳から人間関係が一気に広がるんですよ」（25歳・埼玉の公立女子高出身・新宿区在住） 　そこで、今までおろそかにしてきた恋愛に目を向け、勢いづいてしまうケースが多いというのだ。