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仮想通貨盗まれた例の話、第2回「事件ですか? 事故ですか?」――「お金0.0」ビットコイン盗まレーター日記

警察―――― 僕「このままじゃ!!!!ダメだ!!!!!!!」 まずは、警察に電話。生まれてはじめてかける番号だ。 1 1 0 警察「事件ですか、事故ですか」 僕「事件です!!!!」 警察「どうされましたか」 僕「さっき!5時9分に!仮想通貨が盗まれたんです!」 警察「・・・詳しくお願いします」 僕「最近ビットコインってお聞きになりませんでしたか」 警察「ビットコインわかりますよ」 僕「それが仮想通貨です」 警察「それで、どこで盗まれたんですか」 僕「インターネットの中で」 警察「…お住いはどちらですか」 僕「東京都新宿区西新宿xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxです」 警察「はい、では新宿警察署にお電話おかけください」 僕「へ?あの??え?ちょっと(待って)!」 警察「番号メモしてくださいねー」 僕「え、あ、はい・・・」 警察「03-3346-0110」 僕「・・・」 警察「では、お願いしますねー」 ガチャリンコ 言われた番号に電話する。 新宿「はいこちら、新宿警察署です」 僕「あの!今!110番通報して、こちらの番号を教えていただきました!」 新宿「はい。ご用件は」 僕「仮想通貨が盗まれました!被害届を出したいです!」 新宿「はい?」 僕「仮想通貨が!盗まれました!被害届を!出したいです!」 新宿「ゲームか何かのものですか?」 僕「ビットコインってご存知ですか?」 新宿「ビットコインわかりますよ」 僕「それが仮想通貨です。ビットコインなどの仮想通貨が盗まれました」 新宿「他に何が盗まれましたか」 僕「XEM MONACOIN COMSA CICC PEPECASHです」 新宿「はい?????」 僕「仮想通貨は、色んな種類がありまして…」 新宿「そうなんですねー」 僕「それらが盗まれたんです」 新宿「どちらで盗まれましたか」 僕「インターネット上で盗まれました」 新宿「はい?」 僕「えっと、インターネットの仮想通貨取引所のアカウントが乗っ取られて全ての仮想通貨をビットコインに替えられて、そのビットコインを別のウォレットに送られてしまったんです」 新宿「はあ…?」 僕「つまり、不正アクセスがあったわけです。」 新宿「なるほど。わかりました。担当の者にお電話お繋ぎいたしますねー」
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